1977-11-17 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
本土におきましては、米作について、私どもの聞いたところでは、どんなに雨が降らなくてもたんぼに植えられないところはないというぐらい灌漑設備が完備しているということを伺っておりますが、沖繩の場合は、いまのところ干ばつのために苗が植えられないというようなことも間々ございます。
本土におきましては、米作について、私どもの聞いたところでは、どんなに雨が降らなくてもたんぼに植えられないところはないというぐらい灌漑設備が完備しているということを伺っておりますが、沖繩の場合は、いまのところ干ばつのために苗が植えられないというようなことも間々ございます。
もう生きる道がないから、負担は大きいけれども、灌漑設備をやって持っていこうというようなことから、果樹の栽培、灌漑という問題について果樹地帯の農家がようやくそういう施設をやるべく考えてきておる。この問題は私は一品に答弁してもらえばいいんだが、一つ早く解決していただきたいと思うんです。
大体私どもが各県回って見るのに、とにかく土地改良の灌漑設備をやった所は、今年は全く、天水田今まで資本を入れなかった土地と、非常に明らかな効果を来たしているのに、それはまあ当然であろうと思う。こういうようなことで、今までじっとしておった農民が、こぞって、どうしてもこれはため池を作らねばならぬ、あるいは灌漑ポンプを設置せねばならぬというような意欲が、急激に勃興してきている。
そうすると、まあ一般的にはいいことだけれども、灌漑設備を持っておるものは、ダムができたので相当の負担をして頭首工の拡張工事をやらなければならない、こういうことになります。けれどもそれは、ダムの方は別段そういうものを負担するとはおっしゃらない。でありますから、そこらをかれこれその及ぼす影響を考えられて、しかもどうかすると、その負担金を払う方は、同じように農民が払う場合がまたあり得るのですね。
灌漑設備がありますね。それには関係ございませんね。
そういつたときにやはり考えられることは灌漑農業というものが必ず考えられる時代が来るのじやないか、そうすると、もう一度灌漑設備をやる、土地改良事業というものは追つかけて起つて来るのじやないか、そういう無駄なことを私はこの際大きな開拓政策を考えるときにやつちやいけないのじやないか、私は部長がさつきここで以て御説明になつた畑作を中心とする畜産を取入れた経営という御説明があつたのですが、これは間違いのような
○平川政府委員 これは、畑作地について灌漑の備設をするということが、非常に増産の効果が大きいというものに対して、灌漑設備を普及して行きたいということが立法の趣旨でもあろうと思いするし、またわれわれの土地改良の一つの題目として、従来考えておりますところもそこにあるわけでありますから、いたずらにむずかしい条件を課して排除して行くということは、毛頭考えるべきじやないと思います。
ただ実際問題といたしまして、国の開拓用地に、たとえば開拓のための灌漑設備をする、そうすると同時に、その付近の既成の農地についても改良の工事を一緒に行つた方が既成の農地に対しても便益を与える。あるいは干拓事業については特にそういう影響もございます。
また畑地灌漑による増産量も四、五百万石は期待をしておる、およそ六十万町歩くらいの畑に対しては、畑灌漑設備を施すことができるだろうというふうに考えておるのでありまして、この部分が、比較的閑却されておりましたために、畑地灌漑の問題のごときは、最近特に非常な勢いで——この効果が認められまして、各地において非常に急速に普及しつつあるということは御承知の通りであります。
局長も言われますように、新規にどんどん面積を手広く広げて行くというよりは、むしろ現在手をつけておる所を、りつぱな灌漑設備あるいは電化設備とまでは行けないにいたしましても、道路の問題その他既墾地と何らかわらないレベルまで引上げて行くという面に、力を注がなければならぬと言われるのでありますが、そういう面で開拓地に対して向けられる直接的な政府の補助金、その他の名目のものがあろうと思うのであります。
もつと端的に申せば、洪水を防ぐとか、治山治水をやるとか、災害を防ぐとか、收穫の動揺を防ぐための灌漑設備をよくするとかという費用であります、その他の費用は種々ありますけれども、僅かのものであります。大きな費用というものはそういうものであります。そういう意味で自然治安の確立ということがなくして、農業上のいろいろな進歩を図ろうというのは無理なのです。
これらの結論といたしまして、第一に災害復旧費の全額國庫補助、あるいは融資の調達、第二に蔬菜の被害により再度播種を行わなければならぬ地方及び桑園の被害地方に必要な肥料の特配、第三に病虫害駆除用の薬品及び燃料の特配、第四に被害農家の免税及び供出の軽減、第五に応急食糧の特配、第六に灌漑設備の復旧のための資材資金の補助、第七に農業薬品購入費及び桑園等改植用の苗代金の補助、第八に崩壌林地林道の復旧費の補助、第九