1985-12-10 第103回国会 参議院 運輸委員会 第2号
それから、午前中の瀬谷質問及び安恒質問に関連して一、二質問いたします。 午前中に列車内の広告の話が出ました。加藤先生お見えですけれども、これは監理委員会の宣伝ポスターですね。これはこの間衆議院でも問題になったようでありますから、このことはもう追及しません。こういうことを監理委員会がPRしなきゃならぬほど皆さんの答申が権威がないであろうかと残念に思っておるところであります。
それから、午前中の瀬谷質問及び安恒質問に関連して一、二質問いたします。 午前中に列車内の広告の話が出ました。加藤先生お見えですけれども、これは監理委員会の宣伝ポスターですね。これはこの間衆議院でも問題になったようでありますから、このことはもう追及しません。こういうことを監理委員会がPRしなきゃならぬほど皆さんの答申が権威がないであろうかと残念に思っておるところであります。
それから、四月八日の参議院の本会議における例のハイジャックの瀬谷質問に対する答弁、これなども全くこれは穏当じゃありませんよ。大体、長年参議院でずっと総理はじめ閣僚の答弁を聞いておりますと、それぞれの閣僚は、やはりあらかじめ用意したメモを手にしてきわめて慎重に答えています。ところが中曽根さんの場合にはそういをものがあまり見られない、自分自身で過信をしているんじゃないですか。
しかし、それはそれとしまして、要するに、この日の答弁、瀬谷質問に対する答弁は、もうほんとうに参議院としては異例のことであるし、腹に据えかねるような点も非常に多かった。二百五十名の参議院議員を前にして——何も中曽根演説を聞いているんじゃないですよ、質問に対する答弁、それがより完全に行なわれて、初めて院の運営ができるわけですからね。
瀬谷質問に対しこれからはっきり答えなさいよ。
今の瀬谷質問の中にありました――運輸大臣にお聞きいたしますが、当初の計画から倍以上の予算を必要とするというような現況を招いたこの新幹線の計画というものについては、これは責任ある立場の者の責任が追及されるものなのか、それとも、これは必然性があって責任が追及されないものなのか。いずれにしても、あまりにも大きな金額の支出になりますので、その点を運輸省当局はどう考えておるのか。