1978-06-02 第84回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第16号
これは、現在環境庁の瀬戸内海汚濁調査計画が窒素と燐に重点を置いているために、そのほかのいわば必要な微量栄養素の調査が行われていない。この辺が未解明の点でございます。
これは、現在環境庁の瀬戸内海汚濁調査計画が窒素と燐に重点を置いているために、そのほかのいわば必要な微量栄養素の調査が行われていない。この辺が未解明の点でございます。
工藤良平君 これは先ほども申し上げましたように、水産庁そのものが直接大きな責任ということはもちろんないとは思いますけれども、特に日本の食糧事情が非常に逼迫をして、先般の海洋法会議における専管水域の問題なり、あるいはアメリカとの漁業交渉の中におけるスケソウダラの問題等を勘案をしてみますと、私は、これからやはり特に瀬戸内海の持つ意義というものは見直されるべきだと考えまして、先ほど申し上げましたような、瀬戸内海汚濁防止
あの後、総理に就任された田中首相に間髪を入れず私は質問主意書を提出し、最も汚染のはなはだしい瀬戸内海汚濁対策に対してただしたのであります。PCBや水銀など汚染物質対策も含め、この際早急に瀬戸内海対策特別法が必要ではないかとの問いに答えて、総理の答えは、このときに及んで沿岸地域の開発のあり方について環境保全面からどうすべきかを検討した、という消極的なものでありました。
○政府委員(岡安誠君) 実は瀬戸内海におきまして同様の調査を昨年度いたしておりますが、この実施の方法は、関係各省が集まっております瀬戸内海汚濁対策推進会議というのがございまして、そこで御相談をしながら実は調査をいたしても既したわけでございます。東京湾、伊勢湾におきま存の各省のデータ等もございます。それらと、各省とも十分打ち合わせをいたしまして調査を実施する予定でございます。
○浦田政府委員 瀬戸内海汚濁、ことに赤潮の原因の一つであるという疑いを持たれております屎尿の海洋投棄につきましては、これはことしの四月一日以降は瀬戸内海海域には屎尿投棄を禁止するということでもっと問題を根本的に解決したいと考えております。
○政府委員(小澤太郎君) ただいまお話のありました会議を持ちましたのは、御承知のように、関係各省庁の総合的な協力を得まして、最も総合的な、効果的な施策を進めるにはいかにすればいいかという具体的な方法を編み出せるかということが目標でございまして、それには、先ほどからお話のありました瀬戸内海汚濁の実況、実情、またはその原因等の究明を進めることはもとよりでございますが、これの対策の具体化を進めるために四つの