1971-02-12 第65回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
○瀬川公述人 公害について感情的に取り上げてはいけないという点についての御質問でございますが、私が申し上げました意味は、国民に公害という問題が正しく理解されずに、一つの起こった現象からがやがやと言って、それが政治に反映するというような政治であってはいけない。政治というものは、公害問題を取り上げておれば、当然それを国民の騒ぐ前に政治として大きく出していただきたい。
○瀬川公述人 公害について感情的に取り上げてはいけないという点についての御質問でございますが、私が申し上げました意味は、国民に公害という問題が正しく理解されずに、一つの起こった現象からがやがやと言って、それが政治に反映するというような政治であってはいけない。政治というものは、公害問題を取り上げておれば、当然それを国民の騒ぐ前に政治として大きく出していただきたい。
瀬川公述人がおっしゃったことですが、公害対策で公共投資の点を強調されたのはよくわかるのですが、しかし、たとえば東京都内で、道路でもいろいろな施設に公共投資をする際に、三分の二くらい土地価格にとられる、そういうようなところは世界じゅうないわけですね。だから、公共投資に予算を回しましても、社会資本の効率を発揮しないわけですね。日本は逆になっているわけですね。
次に、御意見を承る順序といたしましては、まず瀬川公述人、続いて御園生公述人の順序で、約三十分程度ずつ一通りの御意見をお述べいただき、その後公述人各位に対しまして、委員から質疑を願うことにいたしたいと思います。 なお、念のために申し上げますが、発言の際は委員長の許可を求められること、また、公述人は委員に対しては質疑をすることができないことになっております。