1993-04-06 第126回国会 衆議院 環境委員会 第6号
○岩垂委員 そこで、重要なことを二、三お願いをしたいと思うのですが、例えば私がかかわってきた中でも、知床の原生林を守っていくという運動、あるいは白神山系の青秋林道のブナの原生林を守っていく、あるいは屋久島の瀬切川流域の照葉樹林を守っていく、こういう運動が地域の住民の運動としてある。しかし片方では、林野庁は林野庁の方針でそれを切ろうとしている。最終的にはそれをストップしてくれました。
○岩垂委員 そこで、重要なことを二、三お願いをしたいと思うのですが、例えば私がかかわってきた中でも、知床の原生林を守っていくという運動、あるいは白神山系の青秋林道のブナの原生林を守っていく、あるいは屋久島の瀬切川流域の照葉樹林を守っていく、こういう運動が地域の住民の運動としてある。しかし片方では、林野庁は林野庁の方針でそれを切ろうとしている。最終的にはそれをストップしてくれました。
○新盛委員 環境庁にお尋ねをしますが、瀬切川の右岸の森林は学術上きわめて貴重なものである、したがって指定区分の中の特別保護地域として第一種特別地域六百五十一ヘクタール、第二種特別地域七百五十九ヘクタール、第三種特別地域一万一千四百五十一ヘクタール、この割合は第一種は三%、第二種は四%、第三種は六一%、この中のどこを今度新たに原環境庁長官が表明している指定地域にされるのか、環境庁お答えいただきたいと思
それで瀬切川流域につきまして早急に地元熊本営林局等と調整を進めまして、その流域につきまして保護の規制のわりに強い方向で国立公園の編入をお願いしていきたい、このように思っております。
○秋山政府委員 現在問題になっておりますのは瀬切川の流域でございまして、私ども、全体の事業実施につきましては地域の皆さんの意見を聞きながら、これまでの地元との話し合いの結果を尊重しながら進めてまいっておるわけでございます。
○説明員(野村靖君) この瀬切川、特に右岸の森林につきましては学術上も重要であると私どもも認識いたしております。昭和五十七年度から始まります第四次の地域施業計画におきましても、この瀬切川流域の森林の取り扱いにつきましてはさらに引き続き慎重に検討するということで、関係機関、地元等との調整が行われるまでは伐採を行わないということで実施をいたしたところでございます。
また事実上お話ししている点もございますが、瀬切川上流地域で面積にいたしまして約七百五十ヘクタール、瀬切川右岸の方の林業施業計画で言っておりますところの六、七、八、九という四つの林班でございまして、これは国立公園に隣り合った地域でございます。
○中村鋭一君 現在瀬切川ですね、この流域は公園区域に含まれていないと伺いましたけれど、それでいて瀬切川流域の自然環境は十二分に保護されていると環境庁はお考えでございますか。
しかも瀬切川の右岸の尾根の方ですね、ここのところの特別指定をした地域は、差し渡し一番狭いところ四百メートル前後しかないでしょう。これで自然保護の観点、植物学上、生態学上いいのかどうかという問題についてはどういう見解なんですか。
この編成に当たりましては、地元の町、県関係者の皆さんの意見を聞いて現在検討している最中でございますが、先生御指摘のとおり、瀬切川の右岸の森林は学術上きわめて重要な面がございますので、今後さらに慎重に検討してまいりたい、かように考えております。
特に、この地域については、いまおっしゃった瀬切川上流地域及びその他のすでに指定している地域につきましても見直しを行って、保護地域の拡大とか、あるいは指定地域の編入とか、そういうふうにいたしたいという方針を持っております。
○国務大臣(原文兵衛君) 御指摘のあった瀬切川上流部一帯は、屋久杉の巨木を交えたヤマグルマやイスノキが優占する、主として占める常緑広葉樹林でありまして、原生的な林の相が大きな面積にわたって残っている地域であります。学術的にも高く評価される非常に貴重な自然地域であると思います。 この地域を国立公園区域に取り入れると、隣接する国立公園区域内の自然林と一体的に保護を図ることが可能になります。
屋久杉原生林の保護に関する問題でございますが、現在屋久島では瀬切川流域の原生林を伐採する計画が問題になっております。この地域は環境庁が国立公園の拡張を計画している地域と聞いておりますが、国立公園の区域に編入したいとする理由は何でしょうか。
○村上正邦君 この瀬切川流域は、海岸線から高地帯までの連続した原生林であるということなんですね。ここに貴重な意味がある。自然相保持に必要な面積、こういうことになるわけでありますが、ここに写真が来ております。ちょっと見にくいのですが、環境庁長官、見ていただきたい。それから農林省、大臣、見てもらいたいんです。 次に農林大臣にお尋ねいたします。
お話のございました瀬切川流域六ないし九林班の森林施業でございますが、これにつきましては、第四次地域施業計画におきまして、従来から禁伐となっております学術参考保護林百二十八ヘクタールのほかに、新たに百十四ヘクタールにつきまして施業を見合わせるといたしますとともに、超伐期の択伐施業の導入を図りまして、皆伐対象林分の縮小等、地元の要望に極力沿うように努めまして、説明会等を通じまして、地元上屋久署の御理解を
ただ、地元の御要請が、現在の瀬切川上流にございますところの国有林の六、七、八、九の四林班につきまして、おおむね七百五十ヘクタールでございますが、これを全面的に禁伐にすべきである、そういうようなことがございますので、私の方は、地元のそういった御要請を最大限にくみまして現在の公園計画をつくっておりまして、六、七、八、九の林班以外にもそういった保護ができるような形で関係と調整を行っているところでございます
○岩垂分科員 地元から要望の非常に強い瀬切川流域についての六、七、八、九林班は全面的に残していく、そういうことが必要だというふうに環境庁は御判断になっている、つまり公園計画の対象になっているというふうに考えてよろしゅうございますか。