運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
3件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

  • 1

1954-03-18 第19回国会 衆議院 文部委員会 第20号

この問題について、この間公述人瀧川教授でありましたかが言われておりましたが、教育公務員の職務と責任特殊性ということを強調するのであれば、国家公務員地方公務員とをどの基準によらしめるかということを考えた場合には、むしろ地方公務員のあの制限程度に持つて行くことが、教育特殊性責任においては妥当な方法であろうということを言われておりましたが、私はまつたくこの見解には同感であります。

辻原弘市

1954-03-18 第19回国会 衆議院 文部委員会 第20号

瀧川教授の申されたように、教育特殊性という立場から、国家公務員あるいは地方公務員という現代の身分制度から教育公務員というものを取出して、新たに教育公務員という制度を、あるいは新たに教育公務員法といつたようなものをつくるという趣旨であるならばまだしも、それをしないで、ただ単に従来の身分制度をそのままにしておいて政治活動の部分だけを抜き出して強化する方向に持つて行つた、これは私は納得が行かない。

辻原弘市

1952-05-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第45号

かようなわけでありまするからして、これよりもまだ端的な本件のごとき、この破壊活動防止法案というがごとき、而も深刻な刑罰を以て臨まれておるこの法規においては、よほどこれは注意して、各條文の上においても扇動のごときは勿論、教唆の点についても瀧川教授先ほど申されましたように、よほどこれは考慮の余地があると私は考えるのであります。

塚崎直義

1952-05-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第45号

そういう点から見まして、少くとも過去の治安維持法などのようにその解釈拡張解釈などによりまして、まじめな研究者を起訴するといつたようなそういう結果が来まするならば、先ほど瀧川教授も言われましたように、本当に今日のいろいろな問題を解決するにはどうしたらいいか、学問上どういう根拠に立つてこれを克服すべきかといつてまじめに人文科学や社会諸科学と取組んでおるところの研究者が、又非常な恐怖と動揺を感ずるのではないかと

内田繁隆

1952-05-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第45号

二條の規定は、先ほど瀧川教授は、この法律危險なものであるからしてそのことをこの第二條に謳つておるのだ、こういうふうに仰せられております。この法案自体が決して危險でないとは申しません。危險性はあるのでありましよう。併しその危險はこの二條によつて初めて防止されるのではないか、勿論これは憲法上当然のことであります。この当然の事理を明文化したというところにこの法案の意味があるのではあるまいか。

花井忠

  • 1