2002-07-16 第154回国会 参議院 内閣委員会 第15号
これは原因は何かといいますと、いわゆるドングリとかそういうような濶葉樹がなくなって、針葉樹、杉の植林によってえさがなくなったから近寄ってくる。あるいは、過疎が進んで、農家の方が山の中の田んぼまで耕しに行かないということから、だんだん人家の方へ攻めてきたと。 それから、最近、雪が降らなくなったわけですね。
これは原因は何かといいますと、いわゆるドングリとかそういうような濶葉樹がなくなって、針葉樹、杉の植林によってえさがなくなったから近寄ってくる。あるいは、過疎が進んで、農家の方が山の中の田んぼまで耕しに行かないということから、だんだん人家の方へ攻めてきたと。 それから、最近、雪が降らなくなったわけですね。
そして、濶葉樹、広葉樹がどんどん減ってきたために保水能力が減ってきたとも言われています。 それで、最近これは非常に寂しい限りなのは、林野庁特に国有林が非常に御承知のように大きな赤字を出しましたために、これをリストラしなきゃならぬといって、いろんな意味で何といいますか、国有林の伐採をやったり売却したり、あるいは国有林そのものも売ってしまおう、こんなような計画が最近出てきたんです。
あるいはまた濶葉樹と針葉樹との比率で濶葉樹の、最近特にシイタケその他の問題における議論も出てきておるといったようなことを考えておったわけでございます。そういう中で今先生の御質問を承りながら、この部屋で使っておる木材や、テーブル、このいす、机、これは果たして国産材であるか輸入材であるか、今御質問をされておる間にちょっと見回してみたわけでございます。
○斉藤(節)分科員 いろいろな研究の報告によりますと、酸性雨の影響というのは木の種類でいけば濶葉樹よりもむしろ針葉樹に多い、影響が大きいという報告があるわけであります。我が国の場合、経済森林としてヒノキだとか杉だとかそういうものが非常に多いわけでありますけれども、そういうものに対する影響が非常に大きいと思われるわけです。
針葉樹の合板は、これはアメリカからくる合板でございますが、一五%で、濶葉樹の合板は二〇%の関税がかかっておりまして、したがいまして結果的には差はあるわけでございます。合板の関税を下げる場合にアメリカと今MOSSをやっていて、下げること自身は既に意思表示をしているわけでございます。
先ほど申しましたように、濶葉樹の合板の関係もやはり下げなきゃいかぬとしますと、より多くの利益はインドネシアに行くぞというような話をすることもよくございますが、アメリカは、その点はそれで結構ですというふうに言っております。
○飯田忠雄君 それでは、実際の施策としまして、都市とか工場の周辺を緑化するということが行われていますが、この場合に植える樹木ですが、これはCO2の分解作用、つまり炭酸ガスを分解して酸素をつくるという作用を年じゅう続けるというためには、やはり常緑樹でなければならぬのじゃないか、しかも常緑樹も針葉樹じゃなくて濶葉樹である方がいいのではないかというようなことが言われておるわけです。
それから、アメリカ側との問題については、針葉樹とそれから広葉樹、濶葉樹との差があるようであります。それらの問題の状況については、今農林水産省及び党においていろいろ検討していただいておるところであります。
それからもう一つは、従来比較的林業的に利用が低かった広葉濶葉樹を使って振興山村で新しい木工品をつくる。そのために工場をつくるだけではなくて、新しい技術の養成をやるということで取り組んで成功しておられる事例もございます。それから、さらに中部地域等においては、今日の消費の多様化に対応して、非常に多種類のジャムの生産を地場産業として興されまして、今日の消費にマッチして伸びている。
昨年春の東北地方の山火事について、この山火事の原因が、針葉樹が濶葉樹に比べて非常に多く植えられていた、そしていわゆる針葉樹造林に力を入れ過ぎたというか、偏り過ぎていた弊害であるというふうなことが指摘、報告されていることがあるのでございますけれども、こういうことに対する見解はいかがでございましょうか。
また、針葉樹だけではございませんで、それに濶葉樹をまぜまして地方を絶えず維持しながら森林の生産力を維持していくということが必要でございます。さらに、濶葉樹あるいは広葉樹につきましては品種改良を徹底いたしまして、そして良質の材木を供給できると同時に、十分な山林の活力を維持するような能力を持った広葉樹林を育成していくということが必要でございます。
あそこにはブナ、ナラ、かなり常緑樹も濶葉樹もすばらしいものがあるんですが、これが思うように使われてない。飛騨の高山、熊本の八代、私両方とも見たけれども、ここはそういう点でこの木材を資源とした木材木工、木芸品、精密家具、仏壇、あらゆるものがつくられておる。日本一の営林署の数があって、日本一の国有林野の面積があって、津軽にそれがないのは何かという問題なんです。
山をひとつ守る、そして山が荒れている姿を取り戻す、こういうようなことは大事であると思い、また御案内のように、日本はどうも針葉樹を中心として植林をする、濶葉樹の問題を余り考えていないというようなところに一つの問題があるのではないか。ドイツでは針葉樹と濶葉樹をあわせて植林をする。
第二の問題は、この法案の対象になるのは杉だとかヒノキだとかヒバだとかカラマツだとかいう針葉樹だけですか、それともキリだとか竹だとか漆などという濶葉樹も対象になるのでしょうか、この点まず答えていただきます。
もう天然林にしなければ、植林をして補植もし下草刈りも五年もやって、あとつる切りだとか何とかその後の手入れをやらなかったばっかりに濶葉樹がどんどん生えてきて、もう始末におえないから濶葉樹との混交林だと。最初から混交林にするつもりじゃなかったんですから、そういう扱いをしなきゃならないような、金をうんとかけてそういう扱いをしなきゃならないんなら、最初からそうしとけばいいんですよ。
半数はこれは濶葉樹ですね。ところが、杉やヒノキのような針葉樹は、柱になるとか板になるとかいたしまして、これは売れ行きは非常にいいんです。いまでもそうです。しかし濶葉樹の分は、よほど上手に売らないと、売り切れないで何年も、何十年も材木が山をなしているんです。
それで、活力のある山をつくるためには樹種更改をしなければならぬといいまして、濶葉樹をどんどん切って、そこへ針葉樹をどんどん植える。それが大きな災害の原因になっているわけです。ですから、皆伐をやめてやはり択伐とか間伐を、自然保護をきちっと守る環境保全を考えた上で伐採計画を立てませんというと、国土が荒廃してしまう結果になるわけです。
○鈴木国務大臣 先ほど来、古寺さんの御意見を私拝聴いたしておったところでありますが、濶葉樹等の植林等も積極的にやって、自然の環境条件を整備することによって、そういう松くい虫等の被害もだんだんなくすることができるのではないか。
そのために、たとえばバガスあるいは稲わらを使うとか、あるいはカシとかシイとか、そういう濶葉樹まで使ってやろうということが成功しているわけです。これは私の習った先生ですけれども、個人的な研究で、しかも非常に財政的に困って、日本でできずに、台湾とか、あるいはカナダに行ってやっているわけですね。
先般も私は九州に出張しましたけれども、九州の南部とか奄美大島、また沖繩等にはかなりパルプ資源の濶葉樹がありますけれども、残念ながら、パルプ会社があまり高く買ってくれないというようなことで、せっかくのパルプ資源がありながら、その保護も行なわれておらないし、また林業的な集約的な手段も講じられておらない。
森林の施業体系あるいは植林ということを、裸土地よりは植林地がいいということははっきりいたしておりますし、また、御指摘のような杉、ヒノキ及び闊葉樹地帯、これが一番よろしい、その次にカラマツ、その次が黒松というような順序になっているのでございますが、やはり植林いたしましても、それの施業方法と申しますか、伐採時期とかあるいは大面積皆伐を避けるとか、御指摘のございましたように、尾根筋、谷筋には当然針葉樹と濶葉樹
この自然を守っておった濶葉樹を、天然林を人工林に植えたときには、そこに必要な砂防工事をすることが条件になって植えられなければならない、こういうことがこれからの行政として考えられる。もう一つ、がけくずれの裏側のほうにも小さながけくずれがあったわけですが、そこのところが竹の林によってささえられておった。こういう事態をわれわれ見せられたわけであります。