1952-11-24 第15回国会 衆議院 法務委員会 第5号
また濠洲人の将校の方も、二人の取扱いについて非常に心配して参りましたが、この点については絶対に心配せぬでよろしい、取扱いは十分に考えているということで、安心して帰られました。現在取扱いについてはさように慎重な方法でやつているわけであります。
また濠洲人の将校の方も、二人の取扱いについて非常に心配して参りましたが、この点については絶対に心配せぬでよろしい、取扱いは十分に考えているということで、安心して帰られました。現在取扱いについてはさように慎重な方法でやつているわけであります。
「我々が事故を起してはいけない、若し我々が濠洲人と対立すれば、それだけ強く濠洲の神経を刺戟して対日講和條約も苛酷なものとなるだろう。日本に絶対に迷惑をかけるな。」と互いに誓つた言葉も、自分が日本国民であるという自覚の下に立つ祖国愛のほかの何ものでもありませんでした。我々と日本は密接に繋かつていると信じて、言いたいことも言わず、その日その日を送つて来たのですが……。