2019-05-29 第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
○小里副大臣 国産加工用トマトの主要な加工品であるところのストレートジュースは、輸入品の濃縮還元ジュースと品質面での差別化が図られておりまして、近年は、消費者の健康志向とも相まって、需要が高まっているところであります。しかしながら、原料となる国産加工用トマトの生産が追いついていない、そういう、御指摘のような状況にあります。
○小里副大臣 国産加工用トマトの主要な加工品であるところのストレートジュースは、輸入品の濃縮還元ジュースと品質面での差別化が図られておりまして、近年は、消費者の健康志向とも相まって、需要が高まっているところであります。しかしながら、原料となる国産加工用トマトの生産が追いついていない、そういう、御指摘のような状況にあります。
今回、合意後に出された農水省の影響分析、これは定性的なものですけれども、これはどう書いているかというと、一番目に、加工用トマトはそのほとんどがストレートジュースです、「ストレートジュースは高品質で輸入品の濃縮還元ジュースと差別化が図られている」、よってもって「TPP合意による影響は限定的と見込まれる。」
これに引きかえ、輸入の果汁のオレンジジュースには濃縮還元オレンジという表示しかされていない。輸入オレンジと表示する必要があると思いますが、それは別として、厚生労働省にお尋ねいたしますが、輸入果実の農薬検査の現状と、どれくらいのインターバルで行っているのか、さらに、加工された濃縮果汁などの残留農薬の成分分析などをどのように行っているのか、お尋ねいたします。 〔小平委員長代理退席、委員長着席〕
「買ってはいけないPart2」という本の中にも濃縮還元ジュースのことが出ております。また、なぜこういうことを言うかというと、やっぱり分かりやすい表示というのは、牛乳のことを思えばいいんですね。牛乳は、御存じのように雪印の牛乳の中毒事件がございまして、加工乳と牛乳という、こういう問題についてきちっと仕分いたしましたね、表示を。
そこでお持ちいたしましたのは、委員長、許可を昨日理事会で得ていますので、大臣のお手元にあるのがジュース類でございますが、このジュース類に濃縮還元果汁一〇〇パーという印刷表示があるかと思います。 実は、私の長男は大手スーパーの食品売場におりまして、BSE問題とか、それからいろんな食品の偽装表示とか不正表示などなどがマスコミで大きく取り上げ出されてから、必ず二、三人に聞かれると言うんですよね。
幸い果汁製品の品質向上につきましては、従来の濃縮還元にかわる自然の風味を生かした凍結濃縮技術や膜濃縮技術といった新しい濃縮技術、また濃縮過程を経ないで、搾りたての果汁をパックし、チルド流通をさせまして、消費者に素早く届けるストレート果汁の製造技術も既に開発普及されている現状であります。
ただいまおっしゃいましたジュースの問題は、まず表示の基本的な考え方としては、そもそも他のものが入ったものはジュース、果汁とは言わない、それから濃縮還元の方もたしかジュースとは言わない、自然のものだけをジュースと言うのだというふうに、まずその言葉の方を限定していたと記憶しております。これは、業界の自主規制であります果実飲料等の表示に関する公正競争規約でそういうふうにしていたと思います。