2020-11-17 第203回国会 衆議院 環境委員会 第2号
これは、仮に精度を上げるためだとしても、高濃度暴露の被験者を選んでいる。高濃度の暴露の被験者を選んだとするならば、これは五十二年判断条件を補強するためと言われても仕方がないですよ。そういう検査結果は、これは認められません。新たに被害者切捨てになる手法だと言わなければなりません。 ちなみにお伺いしますけれども、このMEGの研究に対して、これまでの研究費、かけられた予算というのは幾らなんですか。
これは、仮に精度を上げるためだとしても、高濃度暴露の被験者を選んでいる。高濃度の暴露の被験者を選んだとするならば、これは五十二年判断条件を補強するためと言われても仕方がないですよ。そういう検査結果は、これは認められません。新たに被害者切捨てになる手法だと言わなければなりません。 ちなみにお伺いしますけれども、このMEGの研究に対して、これまでの研究費、かけられた予算というのは幾らなんですか。
また、世界保健機関、WHOの国際がん研究機関、IARCの報告によりますと、ダイオキシン、いろいろ分子構造によって種類がございますけれども、その中でも最も毒性が高いダイオキシンについては、事故などの高濃度暴露の知見から、人に対する発がん性があるというふうにされてございます。
この報告書では、胆管がんは1・2ジクロロプロパン又はジクロロメタンに長期間、高濃度暴露することによって発症し得ると医学的に推定できるというふうに取りまとめた上で、この事業場の労働者につきましては、1・2ジクロロプロパンが原因で胆管がんを発症した蓋然性が極めて高いと、こういう結論をいただいてございます。
公務員災害補償基金では、実際に審査に当たる専門医も含めて、中皮腫は石綿の職業性暴露によるものが大半であるということ、あるいは低濃度暴露でも中皮腫に発症する場合があるということ、これについての認識が余りに不十分であるがためにこのような結果になっているのではないかと思うんですが、総務省の見解をお聞きします。
メチル水銀が胎児に及ぼす影響に関しましては、水俣病特措法の救済措置の方針に基づきまして、現在、胎児期のメチル水銀の低濃度暴露による健康影響に関する研究というものを行っているところでございます。今後もこの研究を継続して行っていきたいと考えております。 以上です。
このような中、環境省におきましては、平成十四年度から、国内でメチル水銀の低濃度暴露による健康影響に関する調査研究業務として、妊婦のメチル水銀暴露量と出生児の各段階における発達状態の評価を実施しているところでございます。これは、世界の他の地域で行われております同様の研究の結果と併せ、胎児期のメチル水銀暴露に関する知見の収集に大きく寄与するものと考えております。
この間、認定基準がないなど制度の不備で認定された件数は極めて少ないものの、高濃度暴露地域では相当数のびまん性胸膜肥厚などの健康被害者が存在しており、労災補償の対象疾病と同等にして、本法でも健康被害者をより幅広く救済する必要があります。 修正案の第二は、石綿健康被害救済基金への地方自治体の拠出をなくすことです。
石綿を、短期間であれ高濃度暴露を起こすと、左にあります石綿肺というじん肺を起こします。じん肺をバックにして起こってくる肺がんを従来、石綿肺がんというふうに言っておりまして、石綿暴露によって起こってくる肺がんというのはやはり高濃度の石綿を暴露した労働者に起こってくるということが分かっておりましたが、下にあります中皮腫というのはそうではございません。
このバリアントCJDについては、輸血による感染の可能性、それから、短期でも、危険部位の高濃度暴露で感染する可能性が否定できないこと、三つ目に、人の血液における病原体の検査法が確立されていないということがございます。これを踏まえまして、先生お話しのとおり、予防的に、九六年以前に英仏におのおの一日以上滞在した場合は献血制限を行う措置を当面、暫定的に講ずる方針としたわけであります。
それから、短時間でもBSE感染牛の危険部位の高濃度暴露することにより感染する可能性はこれまた否定できないということでございます。三点目に、輸血の際に血液で感染因子を検査できる方法がまだ残念ながら開発をされておりません。
バリアント・クロイツフェルト・ヤコブ病は輸血により感染する可能性が指摘されていること、及び短期間でも危険部位の高濃度暴露によりバリアントCJDに感染する可能性が否定できないことを踏まえまして、世界的に見て最も安全性に配慮し、予防的に、一九九六年以前に英仏におのおの一日以上滞在した場合は献血制限を行う措置を当面暫定的に講ずることとしたものでございます。
つまり、周辺住民の高濃度暴露につながるものではなく、直接的な健康に対する危険性がこの数字をもってあるとは考えておりません。施設内でかなり濃縮いたしましたのが冷却水のすぐ近辺に漏れ出したものというふうに今の時点では考えております。 一方、イタリアのセベソの事件の御紹介もあったわけでございます。
私ども厚生省に設置をいたしました研究班におきましても、耐容一日摂取量、TDIと申しておりますが、その設定に当たりましては、疫学データにつきましても広範な検討を行いまして、動物実験との整合性等を考慮いたしますと、TCDDの高濃度暴露と発がん性の関係は無視できないというふうに評価をした上で、TDIを体重一キログラム当たり一日十ピコグラムと定めたものでございます。
これはNO2の健康影響につきましては、短期高濃度暴露と長期の低濃度暴露に分けて考える必要がありまして、一般環境の大気において問題になりますのは長期の低濃度暴露の健康影響であります。この場合には、呼吸器に影響を及ぼすことは周知の事実となっているわけでございます。
○岩垂委員 今申し上げたように閾値はないということは、今日では比較的低濃度暴露の場合でも肺がんあるいは悪性の中皮腫になるということがあり得るというふうにお認めになっていると理解してよろしゅうございますか。
先ほど先生御指摘ございました大阪の事例なども、職域のように比較的高濃度暴露を受けていたような方を追跡していってそういうものを蓄積して答えを出されたのではないかというふうに、まだ私も十分精読いたしておりませんが、そういうようなものを追っかけて答えを出されたというふうに思っております。
短時間高濃度暴露の繰り返しによって起こるような障害は先ほど申し上げたようなものでありますけれども、しかし軽い場合には、何となく胸が苦しい、そういうような状況が続いてくるというような状況であります。また、そのほか肝臓肥大とか脾臓肥大といったようなものも起こってくるということで、ベリリウムの中毒症状というのは非常に怖い問題であろうと私は思うわけであります。
その点につきましては、報告書の方にいろいろの見方があるということは述べておきましたが、まあそんなことを長く述べてももう仕方がございませんので、ここで申し上げますと、短期暴露というもの――短期影響いう言葉よりも短期暴露と言った方が正しいのでございまして、それは、短い時間の高濃度暴露を受けた場合の影響と、それから低い濃度を長い期間受けている影響とは違う。