1997-05-07 第140回国会 衆議院 建設委員会 第11号
また、事業の実施に当たりましても、流域におきます特性を勘案して相互に連携を図るために、従前から、治山砂防連絡調整会議等を通じまして、事業計画や工事、管理等につきまして協議をして効率的な事業の実施に努めているところでございますが、これに加えまして、平成九年度からは建設省の砂防事業との連携によりまして、ダム上流域の後背地の復旧や森林整備、流出土砂の抑制等を集中的かつ計画的に実施するダム等の堆砂・濁水防止緊急対策
また、事業の実施に当たりましても、流域におきます特性を勘案して相互に連携を図るために、従前から、治山砂防連絡調整会議等を通じまして、事業計画や工事、管理等につきまして協議をして効率的な事業の実施に努めているところでございますが、これに加えまして、平成九年度からは建設省の砂防事業との連携によりまして、ダム上流域の後背地の復旧や森林整備、流出土砂の抑制等を集中的かつ計画的に実施するダム等の堆砂・濁水防止緊急対策
○政府委員(川合淳二君) 海の環境の保全のために森林あるいは水田などの濁水防止機能ということは非常に大事だと思っております。濁水防止というだけではなくて、これは非常によい例として北海道の襟裳岬のところに、昭和二十五年ぐらいからでございましょうか、国有林のところで木を植え始めまして、砂防林でございますが、その結果あそこの海の資源がよみがえったという非常にいい実例がございます。
また、濁水防止対策の一つである奥地山林等の濁水発生源対策について河川管理者及び関係行政当局の善処方をお願いすることを含めまして対処することを電発として約束してきておるのでございますが、どのような対処を講じられてきたか、また講ずるつもりか、これまた御承知でしたらお伺いしたいのであります。
林野庁としまして、森林の公益的機能を守り、強化することは当然の仕事であって、そのことが濁水防止にも役立つ、そういう観点からこの問題につきましても今後対処していただくように強く要請をしまして、質問を終わりたいと思います。
幸いと申しますか、ことしの二月に新宮川水質汚濁防止連絡協議会というものが発足いたしまして、昨年の四月に決まりましたところの濁水防止対策の実施方針を具体的に実行に移していくための連絡協議会ということになったわけでございます。さらに現地の市町村長にも参加いただいておりますので、現実に即応した防止対策が今後一段と進展していくものと期待しております。
そこで、まず、この樋門は常時あけておかざるを得なかったかどうか、またあけていたとすればその結果農地にはどれだけの実需があったかということになりますが、この地域では以前から水争いが絶えず、大正末期から昭和にかけて、雪しろによる濁水防止のため閉じたこの樋門を、下流の農民がこわし、再度刑事事件となった例もあり、地元民の言葉の端からも、用水者は悪水をも負担すべしとの心情が根強く支配しているようでありました。