1981-10-14 第95回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
従来どういう運用をいたしているかと申しますと、まず製品の買い入れの方でございますが、現実の市価が、政府が決めました買い入れ価格を下回りました場合に、食管の農安勘定で買い入れることになるわけでございますが、でん粉を持っておりますのは生産者団体、具体的には、農協系の工場の場合には全農、それから工組系の場合には全国澱粉協同組合連合会、俗称全澱連と称しておりますが、その二つの団体から、意見を聞くというよりもむしろ
従来どういう運用をいたしているかと申しますと、まず製品の買い入れの方でございますが、現実の市価が、政府が決めました買い入れ価格を下回りました場合に、食管の農安勘定で買い入れることになるわけでございますが、でん粉を持っておりますのは生産者団体、具体的には、農協系の工場の場合には全農、それから工組系の場合には全国澱粉協同組合連合会、俗称全澱連と称しておりますが、その二つの団体から、意見を聞くというよりもむしろ
なお、先ほど若干答弁に不正確な点がありましたので修正をさしていただきますが、生産者団体といたしましては全農及び全澱連に十七日に正式な形で十分意見を聞くということにしておりますが、具体的な要請はすでに出ておりまして、そういったものについては検討しておるところでございます。
○今村(宣)政府委員 指導価格をベースにしましたでん粉の価格は、いま数字をチェックいたしておりますので、それができますれば申し上げますが、先ほどの御説明に敷衍しまして、若干申し述べさせていただきますと、私たちは指導価格千五十円を農家にお払いするということにつきまして、実は全農系統とも十分その点をお話し申し上げたところであり、また農協系統以外の全澱連、商人系統の工業組合とも十分お話しを申し上げ、それから
それを十分お伺いをいたしましたあと、告示をいたします前に、さらに、全国団体のたとえば全農あるいは全澱連といったような団体から正式に文書をもって意見開陳を求め、これに対して意見の交換をするというふうなことで、御指摘の点もございますけれども、私どもとしては従来からかなり濃密に農業団体、生産者団体との間での意見交換をしてきているというふうに考えておる次第でございます。
食糧庁は全販連、全澱連、コンス協会、全国コンス工業協会及び澱粉糖業振興会に対して適正な行政指導を行ない、価格の安定をはかり、カンショ、バレイショの国内イモ作農家並びにでん粉製造の中小企業者に不安を与えないよう配慮を行なっていただきたいと思います。
それじゃいかぬじゃないかということで、たとえば調整保管団体や全販連や全澱連等について、最も有効な時期に必ず法律上正式に意見を聴取しますということを、これはすでに当委員会においても、当時の担当大臣も明らかにしておるわけなんですよ。それをあなたがまたここで言うことはないわけですからね。何回も同じことを聞く必要はないでしょう。あらかじめ意見を聞くというなら、公式も非公式もないじゃありませんか。
○芳賀委員 口頭というのは、これは全くの逃げ口上であって、従来の政府当局の説明によると、たとえば指定団体である全販連あるいは全澱連等は、業務の関係上始終農林省に来ておるし、顔を合わしておるので、あらためて聞くようなことはしないが、適宜に口頭で意見を聞いております。こういうまことに不明確な答弁が毎年繰り返されておるわけです。
五万トンの問題につきましては、全販連と全澱連に抱いてもらっているわけですが、それは補正予算で買い上げるということで、農林省といたしましては補正予算の要求を出しておるわけでございます。ところが、御承知のように、補正予算がまだ確定をいたしません。こういう事情もございまして、商工中金のほうではその見通しがつかないとなかなか出せないということを申しておるわけでございます。
○舘林説明員 全澱連と全販連に保管いたしておりますカンショでん粉の五万トンにつきましては、いま部長から申し上げましたとおり、必ず買い上げる予定で、いま大蔵省と折衝しておるところでございます。
○岡田説明員 先ほど御質問の点は、調べてみましたけれども、全販、全澱連よりの具体的な陳情は見当たらないということであります。したがって、具体的な価格は聞いていないということでございます。最終的に価格をきめるときに意見を聞くという形で聞いておる、こういうことでございます。
そこで五万トンの全澱連手持ちの分をこれは利子補給するというような体制で現在まできておりますけれども、いずれ第一次補正ですか、第二次補正になりますか、政府が買わなければならない、そういう需給の実勢にあると考えております。そのことは生産者団体としましても当然予想しておられるわけです。
しかしながら、この措置をもってしましても、一向に市況は回復しないため、第二回分として五万トンにつき、全販連、全澱連等の調整団体をして買い入れ保管せしめ、このために要する金利、倉敷料を政府が助成する措置をとりました。
○説明員(舘林三喜男君) でん粉の市場価格をなるたけ低落させないようにということは、先ほど食糧庁長官から申し上げましたように、予算一ぱい、二万五千トンの政府買い入れを行ないましたし、また五万トンのでん粉を全販連と全澱連に調整保管させる。またブドウ糖の協同組合にさらに三万トンの買い入れを行なわせるというように、農林省といたしましては価格の支持のためには最大限の努力を払ってきたつもりでございます。
その後の市況も、必ずしもこれによって回復を見ず、また、でん紛の需給関係におきましてもなお過剰が見通されるに至りましたので、約五万トンにつきまして、調整団体、つまり全販連、全澱連系統におきましてこれを調整保管するという措置をとりまして、これに対しましては金利、倉敷を助成する、こういうことにいたしたわけでございます。
そこで、年度末持ち越しといたしましては、先ほど申しましたように、政府の買い上げました二万五千トン、それから農業団体あるいは全澱連で調整保管しております約五万トン、これが期末の繰り越し在庫になるのではなかろうかというふうに思っておるわけであります。
○齋藤説明員 先ほど藤田委員に御答弁した中に包含されておると思いますが、八万トンのうち、五万トンは、でん粉の形で全販連系統、それから全澱連系統で調整をいたしておる。それからあとの三万トンは、これはぶどう糖協同組合が購入しまして、これをブドウ糖に変形しておるものでございますから、買い上げるといたしますれば、まず五万トンのでん粉についての措置が問題だと思います。
○桜井委員 ところで、カンショの生産地は茨城、埼玉、千葉、静岡、愛知、三重、愛媛、高知、長崎、熊本、宮崎、鹿児島であり、しかも三十八年の全澱連の統計によりますと、商品化率の高い県は、宮崎、三重、千華、長崎、高知、愛知、鹿児島、愛媛、茨城という順であり、他の県はすべて自給を主とした生産であります。
食糧庁長官にお尋ねいたしますが、去る五月の二十七日に、全澱連の会長本坊氏をはじめ千葉県、鹿児島県の代表の方々があなたに陳情にお伺いいたしております。
○松岡(亮)政府委員 お話がありましたように、全販連は商工組合ではもちろんございませんし、直接中小企業の組織の法律の規制を受けるわけではございませんが、全澱連その他の三団体、全販を含めましてよく協議して進めるように、食糧庁当局から指導を加えております。
この問題につきましては、一生産者団体でありますところの全販連及び加工業者団体であります全澱連が、六万五千トンの共同保管を行ない、また政府といたしましても、原料イモ代金のための借り入れ金返済期限の延期等の金融措置のあっせんを行なってきております。
○本坊参考人 全澱連会長の本坊美義でございます。全澱連業者の立場から甘味資源に関する御意見を申し上げます。 まず生産の面から申し上げますと、原料の入荷関係につきましては、すでに農林省から御発表に相なっておるのでございますが、三十二年度の生産から申し上げますと、三十二年度は作付が三十六万七千五百八十七町歩、三十三年度は三十六万二千五百町歩、三十四年度は三十六万九千三百町歩。
○保岡委員 全澱連の本坊さんに一つ承りたい。
○渡部説明員 御承知のように、澱粉の政府の買い入れ及び売却方式につきましては、昨年の秋、全販連及び全澱連の両調整団体の機能の拡大というものを前提にして、自主的な調整をはかっていこう、こういうことでございました。ところが、その調整が必ずしも十分でなく、市価が低迷しておりました。そこで、三月三十日付をもって、カンショ澱粉の調整についてという通牒を全敗連会長、全澱連会長に出しました。
○田口委員 この調整数量の問題になりますが、全販連と全澱連、この二つはおのおのどの数量を押えて調整数量に計上してあるのですか。
○政府委員(渡部伍良君) これは先ほど申し上げましたように、予定の販売調整計画の限度まで買い入れるということにするためには、私の方では商工中金等の資金をあっせんしまして、これは全販系統では問題ないようでありますが、全澱連系統ではいたす用意をしておるのであります。
○政府委員(渡部伍良君) 澱粉の政府の買入倍額方針につきましては、昨年の秋、澱粉調査会の答申の趣旨に基きまして、まず生産者団体の販売調整活動を前提として、販売調整活動で価格の安定をはかりまして、そうして販売調整活動が及ばないところで政府が買い入れする、こういうことで全販連及び全澱連と相談いたしまして、月別の集荷計画、販売計画というものを作りまして、大体一定の数量をきめまして、その数量をそれぞれ製造者
それから御質問には或いはなかつたかと思いますが、全澱連のほうに対しましては、商工中金から三百万貫の計画で五億三千万円の融資計画を立てて斡旋いたしたのでありますが、実績は二百六十万貫に対して四億四千万円も融資をするという実績になつております。これに対する金利でございますが、これも昨日申上げました全販連に対する中央金庫の金利が二銭六厘となつております。それに対して商工中金の金利は三銭になつております。