1956-10-29 第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第59号
記 一、甘しょ澱粉及び甘しょ生切干の原料たる甘しょの基準価格は、一貫当り二十四円五十銭とし、この基準による価格支持の目的を達しうるよう澱粉買入方針を速急に決定公表すること。 二、甘しょ生切干の政府買入価格は昨年度の価格を据置くこと。
記 一、甘しょ澱粉及び甘しょ生切干の原料たる甘しょの基準価格は、一貫当り二十四円五十銭とし、この基準による価格支持の目的を達しうるよう澱粉買入方針を速急に決定公表すること。 二、甘しょ生切干の政府買入価格は昨年度の価格を据置くこと。
なお本件に関しましては、先回の委員会で当面の事務責任者でありまする食糧庁長官にも、事態がきわめて急迫しておる事実を指摘いたしまして、政府の見解を尋ねたのでありますが、そのときの御答弁によりますると、価格安定法に根拠を求めて昨年の十月下旬に澱粉カンショの価格を告示し、それに見合います政府の澱粉買入価格を告示せられたのであります。
その他のものについて申しますると、かんしよ等のために、さきに澱粉買入れを政府で実行いたすことにいたしましたが、さらに重要農水産物である菜種とか鯨油とかいうものにつきましても、何らか、の方法をとる必要があろうかと存じまして、目下検討中でございます。 米価の二重価格制度の問題につきましては、さきにお答え申し、ました通り、さしあたり採用する考えはございません。