1978-04-12 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第24号
いま経済企画庁の澤野審議官からお話がありましたようなぐあいで、ここのところ、政府の受注はもちろんの話でございますが、三〇%以上前年度同期に比し伸びているとか、それから民間の設備投資あるいは着工のあれを見ておりましても、かなり明るい方向に向かっております。
いま経済企画庁の澤野審議官からお話がありましたようなぐあいで、ここのところ、政府の受注はもちろんの話でございますが、三〇%以上前年度同期に比し伸びているとか、それから民間の設備投資あるいは着工のあれを見ておりましても、かなり明るい方向に向かっております。
○旦政府委員 大筋におきまして、ただいま企画庁の澤野審議官が申したことであろうと思いますが、この二月、三月におきまして日本の輸出が急激に伸びました一つの要因として言われますのは、たとえばこの六月にアメリカで港湾ストがあるのではないかというようなことがささやかれておりまして、あるいはまた、国内におきまして輸出を抑えるべきだというような御意見も強うございます。
一般的な経常収支問題につきましては、先ほど企画庁の澤野審議官が答えましたように、内需の振興を図り、緊急輸入の拡大を図るということによって対処すべきと、このように考えております。
大筋はただいま澤野審議官がお答えになったとおりでございます。政府といたしましては、各輸出商品につきまして、輸出動向を慎重に注視しているところでございまして、相手国市場で貿易摩擦が起こるおそれがあるような場合には、適宜業界に対し節度ある輸出を行うよう注意を喚起しますとともに、必要がある場合には機に応じ措置をするということにしております。
理想は、先ほど来澤野審議官が言われていますとおり、自由貿易の原則にのっとりまして拡大均衡の方向に行くべきであると思いますけれども、通商国家でもございますわが国といたしましては、他国におきまして貿易摩擦が起こる、フラッド的な輸出が起こり、摩擦が起こるということは本意ではないわけでございますから、そういうふうな徴候があらわれましたるときは、自由貿易原則に対する一種の緊急避難的な例外措置といたしまして、節度
輸出は伸びる、輸入もふえる、そしてなおかつその幅は縮まる、これは貿易の拡大という意味では非常に理想的でありますけれども、果たしていま澤野審議官が言われたようになるだろうかというのは、私は疑問に思っているのです。 というのは、一つは今度のことに関係するのでありますけれども、沢田さんからも指摘があったように、今度のこの法案によっていかほどの輸入がふえるのだろうか。
その辺澤野審議官も十分御承知のことで、あえて申し上げる必要もないと思うんですが、やはりもう少し経済政策主導型の予算編成という形に直していかないといけないんじゃないだろうか。これは大蔵省がどうの経済企画庁がどうのというなわ張りの問題じゃなくて、経済全体の運営を正しく行うために、もう少しやっぱり経済企画庁にしっかりしてもらわないといけないという気がいたします。
それからいままで緊急輸入の問題、もしくは関税引き下げの前倒し、輸出調整税の問題、伺ってまいりましたが、これ全部合わせても、先ほど澤野審議官からお話が出ましたように、いまの国際収支の黒字を帳消しにするには余りにも小さな金額だと思います。上期だけで五十五億ドル、下期も含めれば百億ドルの経常収支の黒字の中で、二十億ドルいったとしても、これは微々たるものだというふうにも考えざるを得ません。