1979-05-24 第87回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
○澤邊政府委員 政府はいま過剰米を抱えて四苦八苦しているわけでございますが、確かにいまお尋ねにございましたように、過剰米が全国同じように在庫しているわけではございませんので、地域間にかなりの差がございます。私ども、昨年の十月末の五十三米穀年度の終わりから五十四米穀年度に移る際に、これまでもお答えしておりますように五百七十二万トンの古米の持ち越しをしたわけでございます。
○澤邊政府委員 政府はいま過剰米を抱えて四苦八苦しているわけでございますが、確かにいまお尋ねにございましたように、過剰米が全国同じように在庫しているわけではございませんので、地域間にかなりの差がございます。私ども、昨年の十月末の五十三米穀年度の終わりから五十四米穀年度に移る際に、これまでもお答えしておりますように五百七十二万トンの古米の持ち越しをしたわけでございます。
○澤邊政府委員 先に、八月というふうにおっしゃいましたけれども、契約上は五十五年の一月からということになっておりますが、私どもは韓国とすでに話しまして、五十五年の四月以降ということに運用上実行するという話をまとめておりますので、わが方の五十五会計年度から返ってくるということになりますので、その点申し上げておきます。
○澤邊政府委員 私どもといたしましては、二百万トン持ち越すうちの約三十万トンは、通常の持ち越しの場合でも工業用に振り向けていきたいというように考えておるわけでございますけれども、今回の過剰米の特別処理に当たりましては、この分は通常の売却ではなしに過剰米処理の中で扱っていきたいというように考えております。
○澤邊政府委員 先ほどお答えいたしましたように、最近年間二十二万トンの需要がございますので、新規用途も含めまして努力をすれば、私どもといたしましては達成不可能な数字ではないというように考えております。 二十二万トンと申しましたのは五十三年度の見込みでございます。
○澤邊政府委員 新規参入につきましては、六項目の中の重要な一項目といたしまして、案を業界にもお話をして、種々御意見も聞いてきておるわけでございますが、私どもの考えといたしましては、一小売当たり平均担当消費者数が全国の平均あるいは県の平均のいずれかを上回るような場合に限って、そのような条件を満たすところについてはふやしていくようにしてはどうかというような考えを持っております。
○澤邊政府委員 最近米の消費が漸次減少しておるわけでございますが、その要因いろいろございますけれども、その一つの原因といたしまして、消費者に接する小売段階あるいはその前の段階である卸売段階等におきます販売努力が他の競合食品、パンだとか即席ラーメンだとか、そういうものと比べましてどうしても低調であるということは、どうしても免れられないところでございます。
○澤邊政府委員 そのとおりでございます。
○澤邊政府委員 そのとおりでございます。
○澤邊政府委員 提出できます。
○澤邊政府委員 四十四年に韓国に貸し付けました三十三万三千トンの貸付米につきましては、五十五年から現物で返還をしてもらうというような契約内容になっておるわけでございますが、国内の米の需給事情の現状からいたしますと、これをどのようにするかは、先ほど来御指摘がございましたように大きな問題でございますので、国内の過剰米の処理について検討を始めておる段階でございますので、これとの関連で十分検討をしていかなければならないというふうに
○澤邊政府委員 最近の米の需要、消費の動向を見てみますと、年間で千百七十万トンというのは過大ではないか、実態から見ますとやや大き過ぎるというふうに思います。まだ最終的に詰めておりませんけれども、五十二会計年度、と言いますのはことしの三月まででございます。
○澤邊政府委員 今年の十月、今月の末でございますが、五十三米穀年度の終わりから新米穀年度に持ち越す古米の量につきましては、かねて五百三十万トンぐらいではないかという予測をしておりましたが、今年夏が非常に暑かったこともございまして、米の消費量が予想しておりましたよりは減退いたしております。
○澤邊政府委員 いわゆるやみ米対策でございますが、流通秩序の維持を図るという点から非常に問題があることは申すまでもないわけでございます。現在の食管法の実態からいたしまして、率直に申し上げまして違反の事実を全部取り締まるというのはなかなか困難な実情にあることも事実でございます。
○澤邊政府委員 ただいま先生御指摘ございましたように、中国は米の輸出国としてタイとアメリカに次ぐ第三位、年間約百万トンずつぐらい毎年輸出をしておる反面、麦につきましては、八百万トンないし一千万トンぐらい毎年輸入をするというような穀物の貿易構造になっておるわけでございます。
○澤邊政府委員 農林省の統計情報部の九月十五日現在の調査によりますと今年度の作況指数は一〇七%ということでございます。平年作に比べますときわめて豊作である、良好な作況でございます。
○澤邊政府委員 私の直接の所管ではございませんので、正確には記憶しておりませんが、一〇〇%はもちろん上回っているわけでございます。
○澤邊政府委員 あるいはその他と申し上げたかもしれませんが、それならば誤りでございまして、三つの用途が現在想定されるわけでございます。
○澤邊政府委員 食糧庁が現在東京都において配給をしております古米は、約二〇%をやや切ったところでございます。月によってかなり違いますが、全国平均では約三割でございますが、東京都の場合は、自主流通米という形で新米が流入するのが多い事情がございますので、全国平均よりは下回っております。
○澤邊政府委員 全国ベースで見ますと、古米の配給率といいますか売却率、自主流通米を含めまして……(川俣委員「自主流通米は含まない」と呼ぶ)約三割でございます。東京の場合は、政府米で二割をちょっと切ったところというように、ちょっといま手元に資料がございませんけれども、考えております。
○澤邊政府委員 いま資料を持っておりませんので、正確にちょっとお答えいたしかねるわけですが、どういう資料を御提出したかちょっとわかりませんが、大体二割以下というふうに記憶しております。
○澤邊政府委員 これは米価審議会令の第五条の規定でございますが、農林大臣及び食糧庁長官のほか、承認したものでなければ、会議に出席し、または傍聴することができないという意味でございますので、食糧庁長官、農林大臣は別といたしまして、その他の行政機関の職員もそれから一般の国民も、会長が特に必要と認めて承認する、農林大臣が承認するわけではございません、いわんや食糧庁長官が承認するわけではございませんので、会長
○澤邊政府委員 食糧管理法の規定に基づきまして適正に決めるという考えでございますので、ただいま先生のおっしゃいました趣旨に従って決めるということになります。
○澤邊政府委員 十九、二十日の二日間にわたる正式の審議会でございます。したがいまして、外部の人を入れるとかいうような予定はいたしておりません。
○澤邊政府委員 大分御心配いただきましてありがとうございました。塩気を断っておりますので、目下のところ安定いたしております。
○澤邊政府委員 食糧庁は麦の価格政策の面からも麦作振興に寄与しなければいけないというような考え方で臨んでおるわけでございますが、そういう考え方に立ちまして、御承知のように昨年から生産者麦価の算定方式に一部手直しをしたわけでございます。
○澤邊政府委員 麦価につきまして、確かに一部の報道におきまして三%前後というような報道が最近ございました。これは私どもが積極的にそういう話をしておるわけではございませんが、御承知のように、麦の生産者価格はパリティ方式によって決めております。しかも、パリティ指数は、決定直近の月といいますと、具体的には五月のパリティ指数を基礎にして算定するというやり方をこれまでしております。
○澤邊政府委員 麦価の決定時期についての御質問でございますが、政令で六月中に決めることになっておりますので、二十二日に生産者麦価に関する米価審議会を開いて諮問をし、答申を得た上、できますれば翌日中くらいまでには決めたいというように考えております。
○澤邊政府委員 今年度から十カ年を目途といたしまして米の需給均衡化対策を推進することにいたしまして、農民各位に非常に御苦労をおかけしておるわけでございます。これは十カ年を目途にしておりますが、第一期三カ年間は百七十万トンを調整目標にするということを原則として決めておるわけでございます。
○澤邊政府委員 縁故米とか自由米とか不正規米とかいろいろ言っておりますけれども、要するに政府の管理を外れて流通している米の量がどれくらいかということでございますが、これは事柄の性質上、なかなか幾らということを調査することは困難でございます。ただ、推定といたしまして、米の生産量というのはわかるわけでございますので、それから農家の消費量というのも別途の調査で推定できるわけでございます。
○澤邊政府委員 百七十万トン、第一期の目標を定めましたときには、そのような事態はないようにということを考えながらやっておるわけでございますが、抽象的に申し上げればそういうこともあり得なくはないということでございますが、消費の拡大に努力をいたしまして、そのような事態が起こらないように願っているところでございます。
○澤邊政府委員 ただいまお答えいたしましたように、本年産の生産者米価及び米の政府売り渡し価格につきましては、具体的にはまだ何も決めておりません。種々あらゆる場合についての一般的な検討はもちろんいたしておりますけれども、具体的に本年の価格をどうするかというようなことにつきましては、先ほど申し上げましたようなきわめて重要なデータ自体が出ておちない段階で方針を決めるというようなことは全くございません。
○澤邊政府委員 お申し越しがないので、どういうような趣旨でどのようなやり方をするかということが明らかでございませんから何とも申し上げかねますけれども、秩序ある普通の要請であるということならば、大臣の日程がとれれば考えられることだと思います。
○澤邊政府委員 そのような具体的な話はしておらないはずでございます。私どもの下で具体的な話を始めろと私は言っておりませんので、そのような話し合いはしておらないと思います。
○澤邊政府委員 ただいまお答えしました中に、六月末の日米と申し上げたかと思いますが、日豪の定期閣僚委員会でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。
前回の質問で、私は、農薬を混合すると毒性が相乗作用によって強まる場合が生ずるのではないかと質問したのに対し、澤邊政府委員の答弁は、これはもう会議録を全部読むわけにいきませんので略して申し上げますが、「農薬を混合して用いると毒性が強まるという意見もあるわけでございますが、毒物学的に未解明と私どもは聞いております。」
もっとも、前回の質問の際には、澤邊政府委員は、「二種以上の農薬が混合して使用される場合のいわゆる相乗作用の検定法が確立されておらないという現状にかんがみまして、現在環境庁においては、昭和四十八年度から当該評価技術の検索が実施をされているという現状になっております。」こういうふうに答えております。
○瀬野委員 昭和五十年の十二月十七日の当委員会で追及した際に、農林省の農蚕園芸局長でありました澤邊政府委員の答弁で、二種類以上の混合農薬の場合、安全性の検査は混合した農薬の毒性の強い方を評価の基準にするという答弁でございました。この検査基準に変更はないと私は思うのですが、その点、現在も変わりないか、お答えをいただきたい。
○澤邊政府委員 学校給食についての重要性につきましては、先生と同じような認識を持っておるつもりでございます。 具体的な対策がないじゃないかという御指摘でございましたけれども、学校給食につきましては、文部省で自校炊飯あるいは共同炊飯というものに対します施設の補助をしておりますが、これを今年度は、前年の十七億に対しまして二十六億というかなり大幅の増額予算を組んでおられます。
○澤邊政府委員 現段階での取り扱いなり考え方は、ただいま文部省から答弁ございましたとおりでございますが、この問題は、私どもの所管しております食糧政策という観点と、もう一つは学校教育という観点の二つの観点をどこで調和させるかというような問題ではないかと思います。
○澤邊政府委員 現在各関係者の意見を最終的にお聞きして、検討も最終段階でございますので、できますれば今年産米からそのような扱いにしたい。その場合、何等級区分にするかということにつきましては、いろいろ意見もございますけれども、現在が実質四区分になっているという点からいたしますと、三段階ぐらいに、三等級区分にしたらいかがかということで最後の詰めをしているところでございます。
○澤邊政府委員 正確には記憶をいたしておりませんけれども、ペナルティー的という言葉を使ったことは事実だと思います。 実は九月の初めごろから関係団体、地方公共団体等に、口頭、それから引き続きまして文書等で説明をいたしておりますが、そのときに実は私どもは注意深く、ペナルティーという言葉は農林省としては使わないことにしておるのだがということを念をつきながらやってきたつもりでございます。
○澤邊政府委員 政府が現在買っておりますのは一PPm未満、〇・四PPm以上でございますので、それに該当するものをただいまのように処理していくということでございます。
○澤邊政府委員 ただいま申しましたように、賢い入れないことにしておりますので、現在持っておりません。