1976-07-06 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第12号
当時この国防会議前に概算要求として防衛庁がすでに提出をしておりました二十六億七千八百六十六万円、その内容は、次期対潜機設計研究委託費及び技術調査研究委託費、これが全面的に削除されて、生き残ったものは専門家会議の資料作成等の経費ということで四千五百五十四万円が認められたにすぎない。
当時この国防会議前に概算要求として防衛庁がすでに提出をしておりました二十六億七千八百六十六万円、その内容は、次期対潜機設計研究委託費及び技術調査研究委託費、これが全面的に削除されて、生き残ったものは専門家会議の資料作成等の経費ということで四千五百五十四万円が認められたにすぎない。
それでその翌年四十六年度の予算で防衛庁は概算要求で次期対潜機設計研究委託費、これを要求したわけですね。しかしながら大蔵省はそれをけ飛ばして技術調査研究委託費、つまり四十五年度と同じような名称で、予算はふえておりますけれどもそういう名称で、つまり同じような目的のための予算を認めておる、こういうことであります。
そしてまた四十八年度になると、にもかかわらず次期対潜機設計研究委託費及び技術調査研究委託費なる名目で予算要求をする。前年度ついた予算も不執行にしているのに、ここでまた予算を取る、あるいは試験研究費の名目で大蔵省も認めると、これはおかしくありませんか。
特に昭和四十五年度からのこの次期対潜哨戒機の予算要求を見ておりますと、確かに防衛庁は、四十五年には技術調査研究委託費という科目で予算要求をいたしておりますが、四十六年には、次期対潜機設計研究委託費という名前で、おおむね十九億円ぐらいになりますかの予算要求をやっておられるようであります。
○箕輪委員 それならば、もう一つ疑問が出てくるのでございますけれども、四十七年度で次期対潜機設計研究委託費という科目で十八億二千三百九十五万円を予算要求いたしておるようであります。これは技術調査研究委託費という科目に名前が変更されて六億八千六百万予算が四十七年度決まっておったのです。
○永末委員 いま防衛庁長官が申されましたことでありますけれども、恐らく四十五年の八月ごろ、四十六年度予算の概算要求をやられておる、その概算要求のあなたの方の費目は、次期対潜機設計研究委託費、すなわち設計をしたいのだ、こういう意味合いですね。そうして十八億余円の要求をされ、結局のところ、技術調査研究委託費という四十五年度と同じ件名でもって予算が組まれました。
それから四十六年度につきましては、一応こういった成果に基づきまして、基本設計にぼつぼつ入れるであろうという考え方を持っておりまして、予算といたしましては、概算要求の際に、次期対潜機設計研究委託費という予算を概算要求で要求いたしております。この額は約十九億円でございます。