1973-06-14 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第29号
あの中に中身は書いてありますが、いままでの経過の中で、さっき久保局長が答えておるように、押えるべきものを押える努力をした、ところがこの中で、四次防末の四護衛艦隊群に対して対潜掃討部隊一群、これを加えて五群とするということになったはずです。四次防末の二十一万四千トン、これに対潜部隊の新設三万トン、これはこういうことなんですね。そうなると、これはどうも対潜部隊の編制をしないと言うているのはうそになる。
あの中に中身は書いてありますが、いままでの経過の中で、さっき久保局長が答えておるように、押えるべきものを押える努力をした、ところがこの中で、四次防末の四護衛艦隊群に対して対潜掃討部隊一群、これを加えて五群とするということになったはずです。四次防末の二十一万四千トン、これに対潜部隊の新設三万トン、これはこういうことなんですね。そうなると、これはどうも対潜部隊の編制をしないと言うているのはうそになる。
○安井委員 この対潜掃討部隊、ハンターキラーというのは、ずいぶん問題のある部隊のようですね。平和時でもわが国の周辺海域、遠くは千海里も行くという、そういうような遊よくをして、アメリカの第七艦隊やあるいは日本の商船を護衛をする、ヘリ空母等も出動させるという、こういうふうな考え方の中から、例のマラッカ海峡防衛論という乱暴なのがありましたけれども、そういうようなものとも結びつくおそれもある。
したがいまして、特殊な対潜掃討部隊というふうな発想は適当ではないというふうに私どもは考えております。
○久保政府委員 対潜掃討部隊と申しまするよりも、護衛隊群、現在四ありまするけれども、これにあと一隊を加えるべきかどうかということが、四ないし五群という意味合いになっております。そこでこの一群は、まだ発足させるということに決定はもちろんいたしておりません。今後の検討問題であるというふうに考えております。
○久保説明員 防衛庁原案のときには、内航護衛群二、外航護衛群二のほかに対潜掃討部隊というものを一隊。これは原案の場合はその一隊の半分でありますけれども、一隊をつくって、いわば機動部隊的に使用してまいりたい、こういう構想でありました。
そこで、いま申しましたように、対潜機能としての機動部隊、対潜掃討部隊がほしいことはおそらく間違いなかろうと思うのですが、その程度をどうするかということ、これは今後の問題でありまするけれども、将来の問題を先取りいたしますると内外からいろいろ批判もございますので、やはりある程度内部でのコンセンサスを得たところでお答え申し上げたいというふうに思います。
○久保説明員 海上防衛の機能の面から申しますると、特に対潜関係から申しますると、現在あります内航の二群、外航の二群、そのほかに対潜掃討部隊という機動部隊を持っておりたいという考え方はございます。そうして、おそらく白紙で考えれば、そういった対潜掃討部隊、機動部隊を若干ずつふやしていくという構想が望ましいわけでありましょう、軍事的には。
そうして艦載機四十五機、そうして第七艦隊の対潜掃討部隊、これは主力艦ですね。そうしてこういうものが、十分の一にも足らない、二十分の一ぐらいのトン数の船とこれは合同をやっているのです。そういうときに主導権はどういうふうになるか。主導権が二つに分かれておるというようなかっこうになっているでしょう、形の上は。しかし実際はそれで戦闘訓練になりますか、演習になりますか、実戦に役に立ちますか、これ。
そこで、一外航護衛群にはそれでカバーできるわけですが、残り、もう一外航護衛群と、それから原案においては対潜掃討部隊というものを考えておりました。いわば潜水艦を掃討するための機動部隊でありますが、このグループが一つあります。そこで、残りの外航護衛群一つと、それから対潜掃討部隊一つのためにDLHを二隻を考えたわけです。
その中で近代化としてヘリコプター搭載艦でありますとか、あるいは対空ミサイルの搭載艦であるとか、そういうものを準備しつつあったわけでございますが、ここでわれわれが対潜掃討部隊というのは俗称HUK、ハンターキラー部隊ということで、言うならば機動的な部隊、そういうふうに御認識いただけると思うのです。
その次に海上自衛隊のほうへいきたいのですが、この新防衛力整備計画ですか、対潜掃討部隊を新編すると書いてありますね。いままで対潜掃討部隊というのはないのですか。ここで考えている対潜掃討部隊はどういう部隊ですか。
そういうことを考慮に置きまして、日本領土、本土及び日本周辺に広がっている日本領土を囲むわが国周辺の海域におきましては、相当な海軍といいますか海上自衛隊の力によりまして、侵略者の潜水艦が自由気ままに跳梁するということを許さない程度のものを持つ、また与国との共同体制ももちろん考えますけれども、そういうことによりまして、ある場合には航路帯を設定してパトロールをするというやり方もございましょう、ある場合には対潜掃討部隊