1972-04-27 第68回国会 参議院 予算委員会 第19号
プロジェクトチームまでつくるというところまではいかないけれども、それは防衛庁の有力な研究課題としてこれから考えていかなければ、日本の防衛構想は中国とソビエトと韓国とその他のすべての潜在武力の総和に対応するものでなければならないということになってしまう。それを考え直そうではないかというところに来ているのじゃないですか。これが問題なんでしょう。
プロジェクトチームまでつくるというところまではいかないけれども、それは防衛庁の有力な研究課題としてこれから考えていかなければ、日本の防衛構想は中国とソビエトと韓国とその他のすべての潜在武力の総和に対応するものでなければならないということになってしまう。それを考え直そうではないかというところに来ているのじゃないですか。これが問題なんでしょう。
解釈しまするならば、その基礎となるところのもの、その材料となるところのものがウオア・ポテンシヤルであるということは、概念的には申し得るわけでありまして従つてその国が一体どれだけの人的資源を持つているか、又どれだけの近代設備力を持つているか、又更にはどれだけ予備軍隊を持つているか、又どれだけの警察力を持つているか、どれだけの商船隊を持つているか、又民間航空機を持つているかというようなことが、皆やはり潜在武力