1984-06-28 第101回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号
一見、現行制度の隘路をカバーする合理的、漸進的改善策に見えるわけでございますが、国民の中には大変疑問を抱いている者が少なくございません。
一見、現行制度の隘路をカバーする合理的、漸進的改善策に見えるわけでございますが、国民の中には大変疑問を抱いている者が少なくございません。
すなわち、老齢者に対する医療を中心として給付の漸進的改善をはかるとともに、抜本改正にあたっては避けて通ることができない政府管掌健康保険のこれまでの多額の累積赤字の処理について、思い切った措置として、これを健康保険の負担外にたな上げすることといたし、また、これとともに新たに国庫補助の定率制を採用するなど、財政の長期的安定を確保するなど所要の対策を含めて抜本改正の第一着手としての改正を行なうこととし、ここにこの
すなわち、老齢者に対する医療を中心として給付の漸進的改善をはかるとともに、抜本改正にあたっては避けて通ることができない政府管掌健康保険の多額の累積赤字の処理につきまして、これを健康保険の負担外にたな上げするという思い切った措置を講ずることとし、また、今後は、新たに国庫補助の定率制を導入するなど、財政の長期的安定を確保するための対策を含めて抜本改正の第一着手を行なうこととし、ここに健康保険法等の改正案