1983-11-18 第100回国会 参議院 本会議 第8号
なお、先ほど来申し上げましたように、東京声明につきましてもいろいろ懇談をいたしまして、粘り強く相手方と交渉して、そして交渉のテーブルを離れない、中間的な段階案あるいは漸進案も辞すべきでない、そういうような点についてもレーガン大統領は共鳴していただきまして、これを支持していただくということになったわけでありまして、この線をますますわれわれは堅持してまいりたいと思う次第でございます。
なお、先ほど来申し上げましたように、東京声明につきましてもいろいろ懇談をいたしまして、粘り強く相手方と交渉して、そして交渉のテーブルを離れない、中間的な段階案あるいは漸進案も辞すべきでない、そういうような点についてもレーガン大統領は共鳴していただきまして、これを支持していただくということになったわけでありまして、この線をますますわれわれは堅持してまいりたいと思う次第でございます。
ところが昭和三十七年八月の社会保障制度の総合調整及び制度推進に関する勧告におきましては、一、一般国民に対しては、社会保険をプール制によって統一する方向をとり、二、低所得階層に対しては、社会福祉と特殊の社会保険により、三、貧困階層は、公的扶助で対処する、こういう漸進案に変わりまして、このことがもとになりまして、日本社会の福祉制度というのは、ある面ではその発展がむしろ遅れたわけでございまして、さらにこれがそのまま