2017-01-30 第193回国会 参議院 予算委員会 第1号
そこで、昭和十年の、一九三五年か、三五年に、昭和十一年の公債発行額を前年比で減少させる公債漸減方針というのを取り、予算編成方針を閣議決定したんだと承知しておりますけれども、簡単に言えば、それによって当然予算が削らざるを得なくなりますので、そのとき切られたのが陸軍の機密費等々の、陸軍の金が一番減らされて、翌年二・二六で殺されるという、暗殺されるということに至っていった、経緯は多分それからだろうと、これは
そこで、昭和十年の、一九三五年か、三五年に、昭和十一年の公債発行額を前年比で減少させる公債漸減方針というのを取り、予算編成方針を閣議決定したんだと承知しておりますけれども、簡単に言えば、それによって当然予算が削らざるを得なくなりますので、そのとき切られたのが陸軍の機密費等々の、陸軍の金が一番減らされて、翌年二・二六で殺されるという、暗殺されるということに至っていった、経緯は多分それからだろうと、これは
高橋是清は、私の尊敬する政治家ですけれども、漸減方針を変えず、軍事費は少し増えてしまったけれども、伸び率を四・四%に抑えた。そのときの見出しが、八十二歳おきなの頑張り・耐久王高橋さん、奇跡のだるま。二十一時間も閣議を続けて、しかし押し切ったと。これ、高橋是清です。 なぜ、七月にあそこまでおっしゃったんなら、その信念をずっと貫かないのか。ずっと言い続ければいいじゃないですか。
○保坂(展)委員 日弁連の中の記録によりますと、八三年の六月の法務省との第七回意見交換会において、代用監獄の漸減方針を表明、附則または附帯決議の盛り込みを示唆したというふうにあるんですね。
○馬場(猪)委員 確かに世論の前に漸減方針をとっているのはわかります。役員の数を減らしたり、あるいはできるだけいわゆるたらい回しを減らしていこうという意欲はわかりますけれども、実際にはしかし、実績の上ではなかなか、いただいた資料によりますと、ずいぶんひどいのがありますね。 たとえば、申し上げてみましょうか。森林開発公団の総裁をやめられた方ですね。
四十二年度は引き続いて多額の発行になっておりますが、しかし、それから後は漸減方針といいますか、ずっと減ってまいりまして、四十五年度ですか、四十五年度のごときは公債発行せぬでもいいじゃないかというぐらいな展望ができるようになり、私は社会党のどなたかの質問に答えまして、いや公債は発行しないような状態、せぬでもいいような状態になっても、多少その火種だけは残しておきたいのだ、そうしたら公債火種論だというような
当初予算の編成では、財政法四条公債を対前年度千六百億円減額し、公債依存率を九・四%にしたことを大々的に評価し、将来の国債漸減方針を打ち出した大平大蔵大臣のもとで、年度の半ば、今度の補正で四条国債一兆一千九百億円、特例公債二兆二千九百億円が増発され、国債依存率は四十年度以降最高の二六・三%、一般会計予算の四分の一以上を国債で賄わなければならない、まさに国債にのまれちゃった財政というものに急変したのではありませんか
それと見合いまして、五十年度以降におきましては漸減方針を堅持してまいる、貫いてまいりたい、かように考えております。
私は必ずしも機械的に何%かといってきめてかかることがいいかどうか疑問がないわけでもありませんが、しかし、この辺で中期的に見た国際依存度を検討して、そういう検討された目標に向かって努力する必要があるのではないかと、こう思うわけですが、いまの御説明で、五十年度以降漸減方針ということはわかりましたが、かつての財政審議会の答申の五%を目途というようなことを中心にお考えになっておられるのか。
いまとにかく先進諸国の財政状態と比べましても、わが国の国債依存度というものは非常に高い、これはどうしても五十年度以降におきましては漸減方針を貫徹していかなければならない、こういうふうに考えておるわけであります。それは私は、かじの取り方いかんによってはできると思います。現に、昭和四十一年度国債が本格的に発行になった、それを見ておりますと、かなりそういう方向になっておるわけであります。
それから公債はどうしたかといえば、私は公債を発行しましたが、公債政策の運営は厳に慎しみます、これはそのとおりにして公債漸減方針をとり、当大蔵委員会におきましては、公債をゼロにするのかという質問まであって、火種だけは残しておくんだということを申し上げたことも覚えております。国際収支はどうだ、こういえば、国際収支は非常に堅調でありまして、二十億ドルの外貨保有高が着実に四十億ドルの線に向かった。
○水田国務大臣 これはむずかしい問題で、漸減方針をとりたいということは間違いございませんが、いままでの動きを見ますと、昭和四十四年、五年、六年と見たら、平均して毎年二〇%ずつ金額はふえていく。四十七年は一〇%ですから、金額の伸び方はいままでよりも半分になっているということは言えると思いますが、金額そのものは非常に大きくなっているということでございます。
そういう際に公債をどうするかということになりますると、これは、四、五年間とってきたような公債漸減方針、これじゃいかぬ。これはもうせめて横ばい程度、そういうところに持っていく。また実績から比べればやや増額になる、そういう程度に持ってくる。この辺が妥当ではないか。考え方の基調はちっとも変えてない。ただ経済の情勢が動いておる、それに対して基本的な考え方を順応さしたと、こういうことでございます。
これが響いた、今度は法人税の減税は行なわなかったわけでありますが、これは国会内外の御論議等も考えまして、さようなことはいたさなかったわけでありますが、そのかわり、歳出面におきましては先ほども申し上げましたような予算規模の拡大、さらに財源としての公債、これは漸減方針をやめまして、一時停止いたしまして、横ばいにするというふうな措置もとり、歳出の財源をまかなうということにいたしましたほか、いわゆる弾力条項
○国務大臣(福田赳夫君) 景気が正常な状態——いま正常な状態というのは、一〇%成長ということが当面あるわけでありますが、そのような状態でありますれば、国債は漸減方針をとっていったらよかろう、こういうふうに思います。
いまこの時点では、来年度予算におきましては、公債は、従来のように公債発行漸減方針、これを進めていくほかはなかろう、かように考えております。
○国務大臣(福田赳夫君) 公債は漸減方針をとってまいりましたから、公債を減らそうという意図はあった。これはもうそのとおりですが、それだから硬直化と言うのじゃない。硬直化という問題は、財政全体として非常にゆとりがなくなってきた。
それで、しかし国債がそういう役割りを果たしながらも、これは漸減した形をとらなければならぬというふうに考えまして、かたく国債漸減方針はとっておるわけであります。
○国務大臣(福田赳夫君) 財政の財源としての公債、これにつきましては漸減方針をとっていきたいと、かように考えております。 それから税の中で、直接税つまり所得税、法人税、これを基本とする考え方は変えないかというお話でありますが、これは大ざっぱな考え方としては変更いたしません。ただ、しかし、先ほどもちょっと申し上げたのですが、どうも直接税はその響きが国民に対する圧迫感というのが強い。
四十七年もよければなお減らしていく、漸減方針。しかし、この公債の火の種を消さないようにはしておきたい。そうして、もしその世界的な影響で大デフレーションだというような際には、公債を増発して国の景気調整に役立てる。つまり、国内の景気を維持する、こういう考え方をとりたいと思っておるわけであります。
公債を出しておりますが、公債の漸減方針は逐次貫いていきたい、こういうふうに思いますが、一面、国民負担の軽減というものにも、とくと配意いたしたいと思います。(拍手) 〔国務大臣長谷川四郎君登壇、拍手〕
もし万一、民間活動が世界の情勢等に伴いまして落ち込むという事態がありますれば公債は増発する、これはもちろんでございまするけれども、いま予見し得る経済のなだらかなる成長、そういう時期におきましては公債の漸減方針をとる、これが一つであります。
そういう意味で、今度の勧告の際に、この扶養手当の漸減方針といいますか。逓減法則といいますか、そういうものについて変える意思があるかどうか、また、検討されるかどうか、この機会に聞いておきたい。
ただ、それを一ぺんに臨調の言ったような線にはなかなかいたしかねるわけでございまして、方針としては漸減方針をとる、とらなければならないと考えますけれども、当面はすぐ二十人にしぼってしまうということは不可能であろうと思います。