1997-02-25 第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
「漏えいナトリウムによる熱的影響については、流出・移送過程及び貯留後について、それぞれ、十分に厳しい条件を仮定しても、部屋の内圧及び床ライナの温度はいずれも設計値以下であり、その健全性が損なわれることはない。建物コンクリートの温度も過度に上昇することはなく、その健全性が損なわれることはない。」としてございます。
「漏えいナトリウムによる熱的影響については、流出・移送過程及び貯留後について、それぞれ、十分に厳しい条件を仮定しても、部屋の内圧及び床ライナの温度はいずれも設計値以下であり、その健全性が損なわれることはない。建物コンクリートの温度も過度に上昇することはなく、その健全性が損なわれることはない。」としてございます。
しかし、三時四十分、実際科技庁ですとかに対する報告としては、消防署員、福井県及び敦賀市の職員に対して報告した、床に高さ三十センチぐらいの漏えいナトリウムの堆積物らしき塊があるのを見た、こういった報告については、今言った福井県及び敦賀市の職員には報告したけれども、三時四十分のファクス第六報ではしなかった、そういった説明がされています。
今後、動力炉・核燃料開発事業団において進められているナトリウム漏えい実験、振動解析等の結果を踏まえ、漏えいナトリウムの挙動、破損原因等について総合的に評価を行うこととしております。 破損し見当たらなくなっておりました温度計の細管部分については、鋭意探索を進めておりましたが、三月二十八日、蒸気発生器のナトリウム入口部で発見されました。
このため、安全審査の際には、炉心の冷却能力、漏えいナトリウムによる熱的影響等の観点から最も厳しい結果となるナトリウム漏えい事故を想定し、その場合であっても安全性が保たれることを確認しております。
現在、科学技術庁におきましては、十二月十一日月曜日付で設置をいたしました当庁の原子力安全技術顧問を中心としたタスクフォースでナトリウム除去等の作業の安全確保、原因の詳細調査、再発防止策及び教訓事項等について検討を開始し、十一日月曜日には予備会合、一昨日は第一回正式会合を開催するとともに、昨日は委員のうちの四名が現地に赴き、漏えいナトリウムの撤去作業の安全性等に係る現場調査を行いました。