1974-05-07 第72回国会 衆議院 社会労働委員会 第22号
実は福岡県の山野鉱業所と漆生鉱業所、その前には平山炭鉱等——昨年つぶれました。そこで私は、訓練所に行くのに、だいじょうぶかだいじょうぶかと念を押したんですよ、受け入れ体制があるのか。何とかやります、受け入れ体制があります、こう言ったんですけれども、昨年の十月に飯塚の総合訓練所で、ブロックと左官三十名ずつ募集した際に、四十名ほど余っちゃった。
実は福岡県の山野鉱業所と漆生鉱業所、その前には平山炭鉱等——昨年つぶれました。そこで私は、訓練所に行くのに、だいじょうぶかだいじょうぶかと念を押したんですよ、受け入れ体制があるのか。何とかやります、受け入れ体制があります、こう言ったんですけれども、昨年の十月に飯塚の総合訓練所で、ブロックと左官三十名ずつ募集した際に、四十名ほど余っちゃった。
稲築の問題につきましても、山野鉱業及び漆生鉱業所と話をして、具体的なケースで問題が出てきました場合に、会社のほうで寮がございますので、そこで責任を持ってお預かりして、そこで卒業させる、こういった話をいま進めております。したがって、大夕張の問題につきましても、そういった問題について関係各省とも十分相談をして、そういった方向でいきますように努力をいたしております。
実は、筑豊の山野鉱業と漆生鉱業所、この三月末で二つの炭鉱が閉山になる。そこで、従来とも非常に問題であって、依然として解決ができていないのは、組夫の労働者、下請の労働者です。私は、本来炭鉱のようなところに組夫を入れるべきでないと言うんですけれども、ついに通産省はそれを認めて、やはり請負夫というのを入れております。
また、その際、漆生鉱業所から増加坑内場排水費補助金について、三井鉱山山野事務所から昭和四十七年に有効期間が満了する臨時石炭鉱害復旧法の延長について、それぞれ要望されたのであります。
鉱業権者は株式会社漆生鉱業所でございます。これは三井鉱山から三十六年の一月に分離をいたしましたものでございます。所在地は福岡県の嘉穂郡稲築町でございます。災害の種類は出水でございます。災害発生個所は杉谷左卸本卸の左三片坑道というところでございます。罹災者は、現在のところで、死亡二名、行方不明一名、重傷二名、軽傷九名、計十四名でございます。この炭鉱の出炭量は月産大体一万三千五百トンでございます。