1960-03-28 第34回国会 参議院 本会議 第13号
昭和二十七年、現行の漁船損害補償法が制定実施されたのでありますが、漁船保険事業の健全な発展をはかるためさきに農林省に漁船損害補償制度調査会を設け、調査審議を行ない、その答申に基づいてこの法律案を立案、提出するに至ったものであるとされております。
昭和二十七年、現行の漁船損害補償法が制定実施されたのでありますが、漁船保険事業の健全な発展をはかるためさきに農林省に漁船損害補償制度調査会を設け、調査審議を行ない、その答申に基づいてこの法律案を立案、提出するに至ったものであるとされております。
昨年漁船損害補償制度調査会が農林省に設けられましたときも、一応そういう意見も確かに出ました、政府部内におきまして。私どもも、従来からいろいろ議論しているととろでございます。ただやはり何と申しますか、漁業の本質的な相違にも、これは漁船漁業についていえば、階層別あるいは漁業の種類別、それから地域別によって非常な相違がございます。
このような事情にかんがみまして、政府は、漁船損害補償制度調査会の答申を基本といたしまして、制度改善のため所要の予算措置を講ずる一方、これと並行いたしまして所要の立法措置を講ずることとし、今回この法律案を提出いたしました次第でございます。 次に改正法案の内容について御説明申し上げます。 改正の骨子の第一は料率体系の合理化をはかったことでございます。
このような事情にかんがみまして、政府は漁船損害補償制度調査会の答申を基本といたしまして、制度改善のための所要の予算措置を講ずる一方、これと並行いたしまして所要の立法措置を講ずることとし、今回この法律案を提出いたしました次第でございます。 次に、改正法案の内容について概要御説明申し上げます。 改正案の骨子の第一は、料率体系の合理化をはかったことでございます。
従いまして、政府は昨年五月、農林省に臨時に漁船損害補償制度調査会を設け、制度の改善策を諮問いたしましたところ、その調査審議の結果、九月に至り、同調査会から制度の改善に関する答申が提出されたのであります。政府におきましては、この答申を基本として、この法律案を立案し、今回提出した次第であります。次にこの法律案の内容について概略御説明申し上げます。
従いまして、政府は、昨年五月、農林省に臨時に漁船損害補償制度調査会を設け、制度の改善策を諮問いたしましたところ、その調査審議の結果九月に至り、同調査会から制度の改善に関する答申が提出されたのであります。政府におきましては、この答申を基本として、この法律案を立案し、今回提出した次第であります。次に、この法律案の内容について、概略御説明申し上げます。
現在漁船保険加入隻数は約百十万隻ということになっておりますが、なお、それを分析してみますと、小型船の加入率が低く、沿岸漁業振興の見地から見ましても本制度の目的は十分には実施されていないということもいえるのじゃないか、今後の漁船保険事業の健全な発達をはかるためには、いろいろこれに関連して問題となる点がありましたので、昨年漁船損害補償制度調査会を臨時に設けまして、学識経験者によって種々検討を加えてもらいました