1984-05-08 第101回国会 衆議院 外務委員会 第12号
○尾島政府委員 漁獲量、クォータの数量、それに伴う漁業協力費というのはお互いに相関連している問題でございまして、その点につきましても、実は私たちの方でこれからの漁獲数量の切り込みをできるだけ少なくするという配慮のもとと、それからこの漁業協力費をできるだけ増大させないということとのバランスにあるわけでございます。
○尾島政府委員 漁獲量、クォータの数量、それに伴う漁業協力費というのはお互いに相関連している問題でございまして、その点につきましても、実は私たちの方でこれからの漁獲数量の切り込みをできるだけ少なくするという配慮のもとと、それからこの漁業協力費をできるだけ増大させないということとのバランスにあるわけでございます。
それで漁獲量クォータは昨年同様四万二千トン、協力費は倍、これはだれが考えてもなかなか納得がいかない金額であると思うんです。そこで協力費算定の基礎は何か。
そこで、さきに申し上げました漁獲量、クォータの問題、操業漁場の海域の問題、これらは相互主義ということが今後ともやはりこの交渉では絡んでくるわけでございます。
○岡安政府委員 わが国の二百海里外の漁獲量がどうなるのかということはやはり締めてみないとわからない点でございますけれども、明らかでございますのは、日米、日ソの間におきましては協定が結ばれまして今年中の漁獲量、クォータが決まっております。アメリカの場合につきましては総額百十九万トンということで、前年対比一一%の減でございます。これは大体十四、五万トンの実質減ではあるまいかというふうに思います。
この考え方はきわめて単純な考え方でございまして、要するに、ことしの三月から十二月の間に七十万トンの漁獲量、クォータ量がソ連の水域において日本船に対して与えられております。一方におきまして、ソ側の船舶がわが方の二百海里内水域におきまして許容されております漁獲量が、御案内のように、七月から十二月まで三十三万五千トンということになっております。
そして、この仮調印が行われまして漁獲量クォータの交渉に入るということになりまして、クォータにつきまして先方の案が渡されたわけでございます。そしてこの署名の時期につきましては、モスクワからの連絡によりますと、二十六日の午後十時に署名をいたしたい。ということは、それまでに一切の漁獲量の交渉も終えて、二十六日の午後十時に署名をいたしたい。