1982-04-13 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
漁業における燃油一キロリットル当たりの漁獲トン数、すなわち、石油生産性は沖合い漁業であるまき網、沖合い底びき網は高く、遠洋漁業であるカツオ・マグロ漁業はきわめて低いのであります。これは漁場の近い沖合い漁業は操業の効率が高く、漁場の遠い遠洋漁業は効率が低いことを示し、沖合い漁業の伸長、遠洋漁業の停滞の主要因となっているのであります。
漁業における燃油一キロリットル当たりの漁獲トン数、すなわち、石油生産性は沖合い漁業であるまき網、沖合い底びき網は高く、遠洋漁業であるカツオ・マグロ漁業はきわめて低いのであります。これは漁場の近い沖合い漁業は操業の効率が高く、漁場の遠い遠洋漁業は効率が低いことを示し、沖合い漁業の伸長、遠洋漁業の停滞の主要因となっているのであります。
○松浦(昭)政府委員 今回拡大をいたしましたベルキナ岬からほぼ東に延ばしました線と北緯四十七度の間の水域でございますが、この水域につきましては、イカ釣り船が約五百杯入れると思いますし、それからそこの漁獲トン数は、従来の経験から考えますと八千トンから一万トンというふうな状態になると思います。
もしこれを海洋法会議において、さらに検討が進んで、漸次追いつめられてくるとしますと、四十六年の総漁獲トン数は九百九十万九千トン。これに対して二百海里を想定いたしますと、捕鯨を除いてベーリング、北部太平洋ほか約十地域程度で、金額にしますと四千百十七億、隻数にして一万八千八百九十七隻、漁獲高にして四百七十八万四千五百トン、こういう膨大なものがあるわけです。
それからいろいろ今度の漁業協定には、共同規制水域における隻数の規制、あるいはそれをさらに補完するものとして、漁獲トン数の規制というものをうたっておる。それ以外のこれらの規制隻数、まき網あるいは底引きその他の隻数以外の漏れたもの、これを自主規制と称して、これは白書にも沿岸漁業という表現を使っておると韓国では言うております。これが千七百隻ということで日本は妥協しておる。これは非常に大きな問題です。
○後宮政府委員 こまかい数字の問題につきましては、はっきりドラフトができるときまでは両方で発表できないことになっておりますが、考え方といたしましては、各漁種ごとに出動し得る隻数を定める、漁獲トン数についてはそれをすべての漁種に共通いたしまして隻数をきめる場合の標準として、大体このくらいの漁獲高をとるためにはこのくらいの隻数に制限する、そういう趣旨の合意になっております。
○後宮政府委員 標準になりました漁獲トン数につきましては、当時発表になりましたとおり、十五万トンということになっております。各具体的な漁種ごとの隻数についてまではまだ発表することにはなっておりませんが、話し合いとしましては一応出ております。
○小柳勇君 現在の実績を下回らないという方向で交渉が進められておるような段階のようでありますから、この数字については最終的には別途の機会に確かめたいと思いますが、西日本などの漁業界では、漁獲トン数もそうでありますが、隻数に非常にウエートを置いていま期待いたしておるところであります。したがいまして、その隻数の問題で譲歩されないように期待をいたします。
ただ、今先生おっしゃいますように、現在の法律のもとでは百トン以上のものを新規にふやすということは不可能でございますので、この時点では百トン以上はやりませんでしたが、今先生のおっしゃいました心配がある程度解消する意味において、いわゆる基地操業でございますとかあるいは母船の付属としてついていくような九十九トン型の船が働ける場所を——今度の発表でも実は漁獲トン数をふやしております。
○小笠原二三男君 独航船一ぱい当りの今年の漁獲トン数と、昨年、一昨年と対比して、魚価の関係もあるでしょうが、独航船一ぱいの何といいますか、収益はどういうふうになっておりますか、計算上は。
ただいま農林大臣からお話になりましたソ連政府機関の発給いたしました許可証は、サケ・マス漁業許可証、そして船名、トン数が書いてあり、制限条項と漁獲トン数が記載されておるようでありますが、その通りでありますか。
只今までのところ日本側の船団は平穏無事に行動しておりまして、又濠洲側との間に何らの摩擦も起しておらないわけでありまして、それは水産庁のほうから監視船が附添つて行つておりますし、又漁獲トン数におきましても、取りまする貝の大きさの制限におきましても、非常に厳重な制限を励行してやつておりますから、その点につきましては、濠洲側から文句を言われる筋合いは全然ないという点は確信をいたします。