1988-03-31 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
○菅野久光君 漁港関係の予算は水産庁全体の予算の六割を占めているということで、漁業政策に占める漁港政策の地位は大変高いというふうに思いますが、この点についての政府の認識はどうか。
○菅野久光君 漁港関係の予算は水産庁全体の予算の六割を占めているということで、漁業政策に占める漁港政策の地位は大変高いというふうに思いますが、この点についての政府の認識はどうか。
私どももせめて農業予算の一割は欲しいなとかねがね思っておりますけれども、残念ながらその八〇%弱ぐらいのところで、しかも金額は三千億円、しかもその大半は漁港、政策予算というのは推して知るべし。
特に漁港の行政の観点から申しますると漁港につきましてはそれが生産の場であり、また流通の場であり、かつ同時に、これが漁民の生活の場であるということを考えまして、この日本周辺の漁場というものを今後振興していくために必要なそういう漁港政策の観点ということを取り込みまして実は第七次の計画をつくってまいったということでございます。
客観的に見まして、このように重要な漁港が今日まで未整備のまま放置されてきたことに、私は今日まで重大な疑問と、漁港政策に対する不信感さえ抱いてきたものであります。また、その結果として、漁港整備における著しい地域偏差が生じているともいわれておるのであります。
○小林参考人 公団のほうから地元へお答え申し上げましたのは、公団でできる範囲のことをあくまで申し上げたわけでございまして、ただいま導流堤等の問題は、これはここに建設省の河川局長もおられますが、建設省あるいは水産庁等の今後の治水計画あるいは漁港政策等によってなされる面が非常に多いわけでございます。
○小林参考人 河口埋塞の問題は治水上としても重要な問題でございますから、これは公団の責任において処置すべき範囲と漁港政策として御措置になる国の問題と、両方相まった問題だと考えられますが、その点については私どももちょっと部外でございますので、直接申し上げるわけにいかないと思いますが、私見としてはそういうふうに考えております。
それできめこまやかな漁港政策という、補助金を十なんぼも持ってどうやるのだと思いますね。それぞれの補助金の性質と、性格、知識とを十分マスターせよというんですね。これはたいへんなことですよ。それこそ浅く広くといいますか、これは補助金の配賦の事務だけでも手に負えないというように思いますがね。
なお、ちょっと触れられました漁港政策のあり方につきましても、日をあらためて詳細にお伺いをしてみたいと考えております。
ただこれをとかくの批評を受けないようにいい面だけを更によく伸張させて行きまして、漁港政策の推進に役立たせて行きたいと、かように考えております。
ただいま松田委員からお話のありましたように、水産業のためと申しますか、漁港政策のために第一に問題となりますのは、予算の問題であります。
○鈴木委員長代理 先ほど永田委員から御提案になりました、安本長官に次回の委員会に御出席を求めまして、最高責任者としての漁港政策について所見をただしたいと思うのであります。つきましては、事務当局に対しましては、事務当局の御答弁のできる範囲内のことにつきまして、御質問を簡単に願いたいと思います。
漁港課長もよろしくそこを判断して、今後の漁港政策を持つて行けばいいのであります。最後にこの町が漁業経済一本によつて、いわゆる重点を置いていることを了承して、質問を打切つたようなわけであります。
それをそのまま私が信じて、不当とか適当だとかは申せないのでありますけれどもその点はよほど今後御考慮を要する問題であろうかと思いますが、常任委員会におきまして多くの陳情を受け、それが実現に邁進するといたしましても、常任委員会の多数の意思に反するような結果が現われて來たならば、日本の漁港政策なるものは裏返すると私は思うので、そういう意味合から、あくまでこの常任委員会と漁港政策とは並行して、唇歯輔車の関係
○鈴木(善)委員 長官が新任せられましたこの機会に、多年の縣案であります漁港政策の確立につきまして、私の意見を申し述べ、かつ御当局の今後の御方針を承りたいと思うのであります。 漁業の再建復興の上に漁港の整備拡充が非常に重大な要素であることは申上げるまでもないことであります。
最後に漁港政策を重點的に打ちたいということについては、私どもも雜談のみぎり委員長にもさような希望を申しましたもので、私の附近でも約七箇所かの助成にあずかつておりますが、遲々として工程は進みません。燒け石にじよろで水をまくようなことでなく、やつぱり一莖の草にもたつぷりと水を加えて育て上げるという氣持ちで、調査なり、檢討なり、研究なりの機關と協力していかれることを、重ねて要望いたしまして打切ります。