2021-04-09 第204回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
しかし、これまで風評被害以外の実質的な漁業賠償額についてその農水の委員会で質問をしましたところ、実質的な賠償、つまり操業や営業ができなかったについての賠償額ですが、昨年十二月末までの累積が二千十七億円です。海洋放出後の損害賠償の算定はどうしていくおつもりですかと。そうすると、定額は算定しておりませんというお答えでした。
しかし、これまで風評被害以外の実質的な漁業賠償額についてその農水の委員会で質問をしましたところ、実質的な賠償、つまり操業や営業ができなかったについての賠償額ですが、昨年十二月末までの累積が二千十七億円です。海洋放出後の損害賠償の算定はどうしていくおつもりですかと。そうすると、定額は算定しておりませんというお答えでした。
例えば、漁業賠償というのはどのくらいあったのでしょうか。例えば、漁業そのものを止めてしまったという状況がかつて過去にあったと思うんですが、賠償額を教えてください。
○政府参考人(須藤治君) 漁業賠償についてのお尋ねでございましたので、昨年十二月末時点までの累計金額でございますけれども、関連の賠償で二千十七億円お支払をしているという状況でございます。
なお、ロシア漁船による漁具被害については、基本的には加害者のいる民事案件でございますが、当事者間で解決すべき問題で、したがいまして、ございますが、漁業賠償請求処理委員会に申請のあった案件については、その処理を促進してまいりたいと、かように考えておるわけでございます。
○政府参考人(木下寛之君) 漁業賠償処理委員会の対象でございますけれども、我が国沿岸の地先沖合の公海海域において発生をした日ロ間の漁船・漁具間の事故に伴う損害賠償請求でございますので、今御質問の件については対象にならないというふうに考えております。
しかしながら、大変残念なことに、外国船でありました関係で保険会社の代理の弁護士が時間を切ってわれわれに回答を迫って、漁業賠償についてずいぶんと苦しい思いをして、一億五千万プラス三千万、一億八千万の漁業補償を四月八日にまとめたわけでございます。しかし、これはまとめてみましても一億八千万では全く足りない。
○森政府委員 ソ連に対します漁業賠償請求の問題でございますが、ただいま御指摘の数字、若干新しい数字で申しますと、私どもが東京委員会で現在までに受理しているのは九百七十五件、そのとおりでございますが、三百五十七件を審査いたしまして、補正の上四十三件をモスクワにいま送付しておるというのが一番新しい数字でございます。