1949-05-12 第5回国会 衆議院 水産委員会 第12号
この前の委員会でも私は農林大臣に質問いたしました通り、たとえば漁業財閥——あるいは捕鯨によつて莫大な利益を収めたその余力をもつて機船底引及び沿岸漁業のあらゆる方面において強力に推進しておることは御承知の通りであります。
この前の委員会でも私は農林大臣に質問いたしました通り、たとえば漁業財閥——あるいは捕鯨によつて莫大な利益を収めたその余力をもつて機船底引及び沿岸漁業のあらゆる方面において強力に推進しておることは御承知の通りであります。
しかもこれは國家の力によつて、たとえば資材資金の相当大きなパーセンテージを漁業財閥に與えておるのであります。しかし一方は金融難に悩んで、日女の生活すらできないの、だ。同じ漁業者においてこういう大きな懸隔があるならば、これをどう調整するかということからも、今後の日本の水産のあり方を相当研究しなければならぬと思うのであります。