1950-03-20 第7回国会 参議院 電気通信委員会 第17号
私共の考えといたしまして、一番いい方法は、漁業者或いは漁船の持主等が任意組合を作りまして、無線に関する任意組合を作りまして、広くその無線局と交信を望むところの漁業者達をその組合の一員にいたしましてやるという方法が、一番適切じやないかと今考えておる次第でありますが、まだはつきり結論が出ておりません。いずれこれは電気通信省なり、或いは水産庁その他とも協議して決めたいと考えております。
私共の考えといたしまして、一番いい方法は、漁業者或いは漁船の持主等が任意組合を作りまして、無線に関する任意組合を作りまして、広くその無線局と交信を望むところの漁業者達をその組合の一員にいたしましてやるという方法が、一番適切じやないかと今考えておる次第でありますが、まだはつきり結論が出ておりません。いずれこれは電気通信省なり、或いは水産庁その他とも協議して決めたいと考えております。
こういうならば漁業者達は、ほんの小さな船を持つておつても数千円というような不動産税にひとしい税金を納めて行く。可なり漁業者の懐ろというものは農業者以上私は困るだろうと思う。殊に漁業の方に関連して行きますと、今度又漁業権税の外に免許料、許可料というものもある。これが若し免許料、許可料というものがどういう性質であるか、政府が補償料として支拂つたものに対する年賦償還の意味か。
公認小賣業者というものと登録小賣業者というものと、これは大体同じものであろうと思うのでありますが、この海岸の漁業者達が集荷場に集めてそれを分けて貰つて……、集荷場というのは規則によつて集荷するという意味でなく、登録外のものも自分の登録販賣所に集荷する。こういうことは必然的なことです。そうしてそれを賣ろうとすると、この規則に引掛つて來る。
御承知のように、沿岸漁業者達は家族挙げて子供や年寄も総動員で一年中働いて、少しずつの労力が集積させて生産というものを挙げているという実情なんであります。その人達は又同時に農業も併してやつている、極く零細な生産力を持つている。