1977-03-14 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号
特に石油ショック以来、漁業用燃油を初め、漁業用資材等値上がりをしておりまして、漁業経営もなかなか困難な状況にございます。それが、いま二百海里の時代を迎えて、入漁料等を相当取られるということになりますれば、漁業経済はますます苦しくなってくるわけでございます。
特に石油ショック以来、漁業用燃油を初め、漁業用資材等値上がりをしておりまして、漁業経営もなかなか困難な状況にございます。それが、いま二百海里の時代を迎えて、入漁料等を相当取られるということになりますれば、漁業経済はますます苦しくなってくるわけでございます。
しかも近い機会に為替レートが設定されて、漁業用資材等の相当の値上りが予想されます場合に、今日の國民の購買力とにらみ合せて、物價の値上げということが困難を予想される段階におきましては、どうしても生産、消費の需給の円滑化によつて漁業の維持発展を期待するほかはないのであります。
○國務大臣(周東英雄君) 生鮮魚介類についての全面的統制撤廃ということについての御質問でありまするが、これは希望といたしましては私共もできるだけ早くそういう時期に到達いたしたいと、折角方法等も考えておりますが、御承知の通り可なり漁業用資材等について関係國の援助を仰いでおり、それについてバーターによつて國民生活を保障されておるような状況の下に、且つ又一面において統計上の数字はやや殖えておりまするが、実際問題
なお魚價の問題でありますが、なるほど漁業用資材等の騰貴にかんがみまして、また賃金水準等の変化がありますれば、魚價がま壮に相当するように引上げられなければ経営が成立たないということはよくわかりますので、一般的な物價、賃金水準の動いた場合における準備として、小委員会等において御研究いただくことは最も歓迎いたすところでございます。