2014-11-12 第187回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
先ほどの武部委員の質問と同じことになりますけれども、罰則の強化、これはとにかく抑止力を強化する、それから密漁船を来させない、このためには、現行の外国人漁業の規制に関する法律、それからEEZの漁業法令違反に対する担保金の引き上げ、これが必要であると思っております。
先ほどの武部委員の質問と同じことになりますけれども、罰則の強化、これはとにかく抑止力を強化する、それから密漁船を来させない、このためには、現行の外国人漁業の規制に関する法律、それからEEZの漁業法令違反に対する担保金の引き上げ、これが必要であると思っております。
三番目は、「漁業法令違反に係る罰金等の額については、今後における社会経済事情の変動等に応じ適宜見直しを図ること。」 本当に見事な附帯決議じゃないかと私は思います。今もそのまま通用する。我々がつけた附帯決議、二十年後の私のように、引用してくれる人があればと思っているんですが。
それからもう一点、まさにこの違反操業にあわせまして、罰則とあわせまして行政処分ということも実はあるわけでございますが、行政処分につきましては、私どもとしても、漁業法令違反防止、そしてまた漁業秩序の確保ということで、例えば漁船漁業なんかにおきまして、操業禁止区域内において操業したという場合の違法操業でございます。
○中須政府委員 私ども、漁業の法令を我が国の海域において行使をする、そういう権限を持っているわけでございまして、当然、漁船と思われる船が漁業法令違反等を疑わせる行為をしている場合には、洋上におきまして停船命令を発し、立入検査を行って、そういう容疑がないかどうか調べる、これは一義的に実施をする役割を持っているというふうに思っております。
三、漁業法令違反に係る罰則規定については、防止・取締り効果が上がるよう、今後の漁業及び一般経済社会の情勢変化に対応して適宜見直しを図ること。 右決議する。 以上でございます。
三 漁業法令違反に係る罰金等の額については、今後における社会経済事情の変動等に応じ適宜見直しを図ること。 右決議する。 以上でありますが、決議案の趣旨につきましては、質疑の過程等を通じて委員各位の十分御承知のところでありますので、その説明は省略させていただきます。 何とぞ全員の御賛同を賜りますようお願いいたします。
○松浦政府委員 御指摘のように、近年の密漁等の漁業法令違反事件はきわめて悪質な例もあるわけでございまして、被害金額も非常に多額に上っている現状でございます。したがって、今回罰金の引き上げを行ったわけでございますが、それだけではなくて、漁船の没収のように犯人にとって相当重い処分に当たるようなことも運用として行っていくべきであるというふうに私どもは理解しておるわけでございます。
そういうことで、あとに残りましたのは、漁業法令違反と労働法令違反それぞれにつきまして数犯を重ねておる者があるわけでございます。そこで、先ほど申しましたように、ある線を引きまして、それらの者につきましては、今後——つまり今回の一斉更新でそれが帳消しになるのではなくて、さらに犯を重ねれば残念ながら許可を取り消さざるを得ない、そういう解除条件付で許可の更新をしようという措置をとったわけであります。
大体その検挙件数を見ますと、密入国、密出国、いろいろありましょうが、漁業法令違反は全海上犯罪検挙数の一三%にしかなっておらない。漁業関係者は、一生懸命に保安庁をたよりにしておるのだが、私は非常に困ったことだと考えておる。
今のいろいろな御答弁を聞いておっても、中途半端ですけれども、これは予算の関係その他もありますけれども、十分にこの漁業法令違反について、密出国その他の違反ばかりに力を注がずに、まるで自衛隊の仲間みたいなことをやっていないで、国内の治安維持のためにやっていただきたい、こうお願いいたしておきます。
そしてそのときの判決が、我々はお前たちは船長につき船長懲役三カ月、罰金千円、ほかの者においてはニカ月の五百園、未成年者においては一カ年の執行猶予、そしてこの漁業法令違反及び第六十五条によつて船体、漁具及び物品を没収すと、こういう判決を受けました。