2012-08-24 第180回国会 参議院 予算委員会 第24号
この漁業協定違反について提訴すれば、韓国の同意なくして強制調停に持ち込むことができるという専門家の方々の御指摘がございます。もちろん、この調停によって我が国の主張が仮に通ったとしても、竹島問題の直接の解決にはならないんです。ならないんですが、韓国のこの竹島不法占拠の実態を国際社会に知らしめることになるわけです。また、その実態を切り崩していく一歩にもつながっていくわけです。
この漁業協定違反について提訴すれば、韓国の同意なくして強制調停に持ち込むことができるという専門家の方々の御指摘がございます。もちろん、この調停によって我が国の主張が仮に通ったとしても、竹島問題の直接の解決にはならないんです。ならないんですが、韓国のこの竹島不法占拠の実態を国際社会に知らしめることになるわけです。また、その実態を切り崩していく一歩にもつながっていくわけです。
御承知のとおり、韓国は長年、日本周辺水域におきまして、たび重なる日韓漁業協定違反や乱脈な操業を続けておりまして、水産資源に対して重大な影響を与え、また沿岸の漁具被害を引き起こしております。しかも、これらの韓国漁船は船名を隠ぺいしたりなどしていることから、相手方の特定もできないでいるところでございます。
韓国と中国とのトラブルといたしましては、操業禁止水域という条約上設けられているのがございまして、日韓の漁業協定違反、また向こう側の自主規制違反というようなものがございます。
○吉井分科員 次に、日韓漁業協定違反が年々増加しているわけですが、五十九年度でも二千件から三千件、このように聞いております。これはどこに原因があるのですか。 また、私はたしか五十五年の予算委員会の分科会でもこの問題を取り上げたわけでございます。
ともかくも、私ども遺憾に思っておりますのは、ソ連が日ソ漁業協定違反またはソ連の各種法令違反ということで処罰をいたしておりますけれども、どうもその内容につきましての理解が、ソ連と日本とは違うのみならず、ソ連の取り締まり官憲の方でも、また理解が違っている点があるのではないかという点が一点と、それから慣習が相当違います。
対馬近辺は領海だけじゃなくて、例の日韓の漁業協定違反というものはさらに広い水域で取り締まりの必要がございますので、それらを合わせると四百件ぐらい、それから尖閣列島は三百数十件、それぞれどういう理由で領海に入ったか、あるいは漁業協定違反でそういう特殊な水域に入ってきたかということを確かめておるという現状でございまして、それぞれ巡視船ないし巡視艇を常駐配備して取り締まっておるという現状でございます。
それから特定海域につきましては宗谷、津軽、大隅についてはPM型を一隻ずつ常時配備をしてやりたいと思っておりますし、それから対馬海峡はもう従来も実は日韓間の漁業の秩序がいまのままと変わりがありませんとすれば、もうこれ当然、私ども年間を通じて四百件ぐらいのいまの漁業協定違反の事件を処理しておりますが、これは現在の体制とほぼ同じで常時PM型を一隻とPC二、三隻ということでやっていけると思います。
こういう事態に対して、特に今度非常にたくさん来て深刻な事態を引き起こしていると、この事態についてまさに日ソ漁業協定違反の行為になっているわけですから、政府としてはソ連に厳重申し入れなすっただろうと思うけれども、どの程度厳重に申し入れなすったのか。
向こうの諸君の言うとおりに言うと、何だか領海侵犯とか、漁業協定違反とかいうことを口実にして銭もうけをやっているんじゃないかという感じがしてならぬと、実はアメリカに対してそういう声もあるわけです。 これは一つあった例ですけれども、実は食糧として国内でマスを買っていって船に積んでおった。それをおまえはとったんだ。
○小宮委員 その漁業協定を締結する際に、これまで中国政権が成立しましてから、いわゆる昭和二十五年から昨年までに、領海侵犯あるいは民間漁業協定違反でつかまった漁船が百八十隻、漁船員が二千百七十五人いるわけですが、ちょうど昭和四十年に日韓の漁業協定が結ばれた際に、この場合は国家補償をやっておるわけですが、今回の中国との漁業協定が締結される場合も、私が先ほど申し上げました、中国側につかまった漁船、船主並びに
○国務大臣(椎名悦三郎君) われわれは、いま韓国の国内法上の手続に従って交渉しているのじゃないんで、これはもう漁業協定違反なんですから、そのたてまえで交渉しているのですから、国内法の手続云々ということは関係のない問題です。協定違反なんです。向こうの国内法の手続によって云々という問題、そういう段階じゃないですから。われわれはあくまで、協定違反と。