2020-11-19 第203回国会 参議院 環境委員会 第2号
環境省が今年九月に公表した気候変動影響評価報告書案でも、水産業に関して、サンマなどの回遊性魚介類、増養殖業、沿岸域・内水面漁場環境等について、特に重大な影響が認められる、緊急性が高いと評価されています。 この海の熱波を始め、海水温の上昇によって水産物に実際どういう影響があるのか、水産省の方に伺いたいと思います。
環境省が今年九月に公表した気候変動影響評価報告書案でも、水産業に関して、サンマなどの回遊性魚介類、増養殖業、沿岸域・内水面漁場環境等について、特に重大な影響が認められる、緊急性が高いと評価されています。 この海の熱波を始め、海水温の上昇によって水産物に実際どういう影響があるのか、水産省の方に伺いたいと思います。
また、漁業活動により発生する海洋ごみの抑制対策といたしましては水産庁の漁業系廃棄物対策促進事業というものがございまして、これによりまして漁業系廃棄物のリサイクル技術の開発あるいは普及に取り組んでいるところでございまして、これらの取組を通じまして漁業者によります漁場環境等の改善を推進していきたいと、このように考えているところでございます。
漁業法第一条の目的の規定にありますように、このような海面を総合的に利用して漁業生産力を発展させられるよう、資源の状況や漁場環境等、地域の実態に精通している者に免許を与えるのが適切であるというふうに考えているところでございます。
ただ、現在、被災県の沖合、沿岸部の水質や漁場環境等についてはまだなかなか調査が進んでいないとも伺っております。被災県には、自治体の調査船も大分だめになってしまったところもあるようでして、これは県単独ではどうにもならないことだと思うんです。かといって、漁業者の皆さんが直接やるには、それはやはり、まだ廃棄物がいっぱいあるところで、何が沈んでいるかわからないところで、危ないです。
島原半島周辺は、クルマエビ、ヒラメ、カレイなど高級魚の宝庫と言われておりますが、長引く普賢岳の火山活動によって漁場環境等に大きな影響が出ておると思います。特に九月から十月にかけてノリの養殖の準備を終了しておる。例えば支柱設置とか種つけ等が終わっておるわけです。そこで、十月から来年の三月にかけてノリの摘み取りをするわけでありますが、これへの影響が非常にあると思うんです。
それで、流出した油は海岸に漂着したり、あるいは水中に分散したり、あるいは海底に沈降しまして、今後かなり長期間漁場環境等に悪影響を及ぼすのではないかと考えておるわけでございます。