1977-04-22 第80回国会 衆議院 本会議 第21号
さらに、近海カツオ・マグロ漁業の南方水域における漁区拡大の要請が強く行われており、北洋漁業の裏作による相互競合によって与える影響もまたはかり知れないものがあります。これに対する政府の考え方をさらにお伺いをいたします。
さらに、近海カツオ・マグロ漁業の南方水域における漁区拡大の要請が強く行われており、北洋漁業の裏作による相互競合によって与える影響もまたはかり知れないものがあります。これに対する政府の考え方をさらにお伺いをいたします。
日ソ漁業委員会は、三月二日に開会いたしまして、科学技術小委員会あるいは取り締まり専門家会議等を経まして、現在規制措置についての討議をやっておるわけでございますが、サケ・マスの漁獲量あるいは休漁区拡大の問題さらに減船の問題、日本海の沿海州沿いの禁漁区設定の問題等々をめぐって交渉はきわめて難航をきわめておるわけでございます。
そこで、今の漁区拡大はわかりますが、当面三十一年度の操業については何らかの措置を考えてやらなければいけないのじゃなかろうか。もちろん、御答弁がありましたからこれ以上は申し上げませんが、三角地帯の拡大についてもなおいろいろと問題点があるから、十分時間をかけて検討したい、こうおっしゃるわけです。
長官は沿岸漁業の緩和を意味する枯渇防止法案のように申されまするが、遠洋漁業等いわゆる漁区拡大をされました場合に、漁業者の移民というようなことが大量に行われる場合は別問題でありますが、現在の漁業方法、いわゆる底びき、かつお、まぐろの漁業という点から申しますと、いかに拡大されても、日本の漁業者の頭数というものは、その方に向くものは、そうたくさんは私は増加しないと思うのであります。
従つて水産業政の、強化拡充、漁区拡大、金融の問題、その他重要なる諸問題につきましては、総理大臣を初め関係各閣僚に対し強く要望し、これに対してはそれぞれ責任ある言質を得て、相当の成果を得たと併するももでありますが、これが実現については、飯山長官の今後の御努力にまつもりがあるのでありまして、その責任は重大であると信ずるのであります。