1948-06-08 第2回国会 衆議院 労働委員会 第7号
われわれは当面あらゆる努力を拂つた滿配の維持、そうしてできるならばさらに労務加配なり線布の放出なりを期待する、こういうことは國民の全般が声を大にして要望しているところでありまして、あらゆる努力を拂つて実現に努力したい、こういうふうに考えている段階であります。
われわれは当面あらゆる努力を拂つた滿配の維持、そうしてできるならばさらに労務加配なり線布の放出なりを期待する、こういうことは國民の全般が声を大にして要望しているところでありまして、あらゆる努力を拂つて実現に努力したい、こういうふうに考えている段階であります。
その理由は、一般社會では、主食のことは成るほどこのごろ滿配でありますけれども、生鮮食料品は、政府が公示しておいでになりますことは、飽くまでもあれは豫定であり、計畫であつて、現實ではありません。
この六月以後の遲配——七月以降の遲配は製粉、精麥能力の非常な悪化のために、政府といたしましては、八月、九月、十月は、大消費地等においては滿配の計畫を立てたのでありますけれども、製粉能力が非常に惡く、電力事情、輸送の惡化のために、完全に配給ができ得ない状態にあつたということを御了承願いたいのであります。
その後七月の末から八月にかけまして、やつと輸入食糧も好轉して參りましたので、大消費地に對しましては、特に枠外の放出を墾請をして許可を得、更に八月、九月、十月のこの三月は大體滿配をするということに等しい輸入食糧の放出の許可を得ましたので、全力を擧げて配給に努めましたが、何分にも一度に外國食糧を輸入放出になりました關係上、これの製粉、それから輸送、それから配給、こういう點に大きな支障を來して參りまして、
然るに實際は打ち切る状態になつているじやないかと、こういう御質問でございますが、勿論總理といたしましては、當時の食糧事情から考えましたならば、一應は滿配ができるという確信が立つての答辯であろうと思います。
これは確定的ではないのですが、その當時の計算で一應の數字が出てきまして、その數字はその後におけるやみ物價の高騰によつて若干訂正されたように聞いておりますが、十一月になると新米穀年度になつて、そうして二合五勺の米の配給あるいはその代替物の配給が滿配になる。
その場合における主食の點につきましては、八、九、十の輸入食糧による滿配が確保されましたので、主食の點については問題はないと思います。但し蔬菜、魚等の點につきましては、これは計畫通りにはまいつておらないのでありまして、それらの點に關しまして、やはり八月の分は相當の赤字が出ておるということになつております。
十一月になれば少くとも主食は滿配になるし、二合五勺、千八百圓は堅持し得る。その基礎は千五百五十カロリーである。これではどうしても食つていけません。どうしてもやみをしなければならぬ。そこにどうしてもやみというものが出てくる。こういう事情をどういうふうにお考えでありますか。これでも千八百圓でやつていけるかどうか。
によりまして、大體輸入食糧の見通しを發表しろということでございますが、本日は非常に重大なる輸入食糧に關する放出の許可がありまして、丁度こちらへ參りますとき、農林省において新聞記者團に發表して參つたわけでありますが、すでに御承知の通り、この八月分の輸入食糧といたしましては、大體不足を告げておる二萬一千トンというものを放出さるることによつて、東京、大阪、京都、その他における大體大消費地の、九地區において殆んど滿配