1950-11-13 第8回国会 参議院 建設委員会 閉会後第7号
これは貯溜の意味から言つたのでありまするが、尚畑地には雨を滲透させる能力がありまして、私が従来研究したところによりますると、一日一寸五分乃至二寸の滲透能力を持つておるものが大部分であります。又それ以上のものが相当多いのであります。これは二寸といたしましても六〇ミリの雨の滲透能力を持つておるということができるのであります。
これは貯溜の意味から言つたのでありまするが、尚畑地には雨を滲透させる能力がありまして、私が従来研究したところによりますると、一日一寸五分乃至二寸の滲透能力を持つておるものが大部分であります。又それ以上のものが相当多いのであります。これは二寸といたしましても六〇ミリの雨の滲透能力を持つておるということができるのであります。
そうすると稗の方は初めから相当効果があるのでありまして馬鈴薯の方は初期六月の末から七月の初めまでは割合に滲透能力が少いとか、或いは又土砂が雨に非常に打たれやすい、こういうのでありますが、それが七月の末から八月にかけましてはがらつと変りまして、馬鈴薯の方がぐつとよくなつて来るのでありまして、こういうように同じ作物でも時期によつて雨に対する効果というものが違つて来るわけでありますから、その地方々々によつて
○江田三郎君 ちよつとお尋ねしますが、畑地の貯溜、或いは水の滲透の能力というものをさつきおつしやつたのですが、今まで開墾をやります場合に、治水面から見て非常にマイナスだということで問題になつたわけですが、今おつしやつたような数字で行きますというと、崩壊の何か施設さえ造れば、貯溜とか、滲透能力ということについては森林もそう大して変らんということが、言えるわけですか。