1988-05-11 第112回国会 衆議院 商工委員会 第12号
それで、同じ縮小もありますが、広畑、室蘭では新溶解法というともかく鉄源を維持するのに対して、これほど深刻な釜石だけなぜ新しい鉄源をなくしてしまうのか、こういう要求もありました。青年会議所の皆さん方は未来についていろいろな計画を示されておりましたが、一企業に依存する市をいつまでも続けたくない、しかしともかくソフトランディングするようにやってくれないと困るという要望でありました。
それで、同じ縮小もありますが、広畑、室蘭では新溶解法というともかく鉄源を維持するのに対して、これほど深刻な釜石だけなぜ新しい鉄源をなくしてしまうのか、こういう要求もありました。青年会議所の皆さん方は未来についていろいろな計画を示されておりましたが、一企業に依存する市をいつまでも続けたくない、しかしともかくソフトランディングするようにやってくれないと困るという要望でありました。
しかも、どういう合理化になるかというと、この釜石で高炉をなくしてしまって線材工場が残るわけですが、鋼片は君津あたりから持ってきて、さっき言いましたように室蘭、広畑はまだ新溶解法とか鉄源が何らかの形で維持される方針のように聞いておりますが、釜石の場合は完全になくなってしまう。
具体的には、たとえば五十年度、本年度におきまして、理化医ガラスメーカーの技術改善のために、若干ではございますけれども、小型炉による電気溶解法につきまして技術開発を支援するための補助金を出したというような実例もございます。いろいろな手段方法を講じまして斯業の近代化、合理化を支援してまいりたい、こういうふうに考えております。
加えまして、さらに若干の工場におきましては、この移行防止法に加えまして、たとえば酸溶解法でございますとか抽出法、こういったような処理もあわせ採用している工場もございました。加えまして塩水マッドの処理状況でございますが、二十工場ほどはこれはコンクリート固型化いたしまして、工場の中に保管するとかあるいは関係法規に従いましたような埋め立てあるいは投棄処分をしております。