1985-06-21 第102回国会 参議院 科学技術特別委員会 第8号
○説明員(倉重有幸君) 今回の原因が溶接ということでありましたならば、その溶接方法等につきまして再度検討、見直しをするつもりでございますけれども、今のところ穴の形状等からしまして、一応溶接部の欠陥によるものではないというふうに考えております。
○説明員(倉重有幸君) 今回の原因が溶接ということでありましたならば、その溶接方法等につきまして再度検討、見直しをするつもりでございますけれども、今のところ穴の形状等からしまして、一応溶接部の欠陥によるものではないというふうに考えております。
でございますから、その間で苦心をしておるということでございますけれども、当面の補修をやりながら、一方では、たとえば新型溶解槽につきましては溶接方法等につきまして、いままでの原子力発電所その他の経験に徴しまして、この点がまずかったのであろうという想定のもとに、溶接方法の改良を行っております。
それで、その部分につきましては、当然のことながら全部配管を取りかえまして、そういう熱影響を受けたということは一つの原因でもございますので、その熱影響を受けることの少ないように溶接方法等について通産省がチェックいたしました。それから、その溶接が終わりましたものについて改めて検査するという形で、現在工事の準備を進めておる段階でございます。
第三に、高圧ガス製造のための設備のうち、特に危険なものについて製造段階からの検査を受けることとしたわけでありますが、検査対象設備としては、当面、貯槽類、反応塔、蒸留塔の高圧ガス設備を考えており、これらについて現行のユーザー段階の規制では検査が困難な設備の材質、溶接方法等について、設計段階及び製造工程において検査を受けることを義務づけることとしております。
この中では、新規のものといたしましては、近年LPGの需要の増大に伴いまして急速に普及しております高張力鋼LPGタンクにつきましてひび割れの発生防止方法及び検査方法を確立し、溶接方法等に関する保安基準を作成することといたしております。そのための経費といたしまして千二百万円を新規に計上しております。