1986-12-02 第107回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
まず、石炭鉱業の安定対策についてでございますが、炭鉱は、切り羽の準備、坑道の維持等の面から、需要の変動に即応し生産を調整することが困難なものと承知しておりまして、今後、国内炭需要が減少する中で、貯炭が急増することは明らかとなっております。このため、貯炭の一時買い取りなどを行う石炭需給調整機構の設置を図っていただきますようお願いをするところでございます。
まず、石炭鉱業の安定対策についてでございますが、炭鉱は、切り羽の準備、坑道の維持等の面から、需要の変動に即応し生産を調整することが困難なものと承知しておりまして、今後、国内炭需要が減少する中で、貯炭が急増することは明らかとなっております。このため、貯炭の一時買い取りなどを行う石炭需給調整機構の設置を図っていただきますようお願いをするところでございます。
また、犠牲者を多く出しました現場が稼働中の地下二百二十メートル第二上層西十五卸、または本属東十卸という三つの採炭現場ではなくて、三百二十メートルの開発準備中の採掘準備坑道との間に多くの犠牲者が出ておるということ。
○高木説明員 ただいま御指摘の、四月二日に発生いたしました茂尻炭鉱の災害でございますが、すでに御承知と思いますけれども、当日準備坑道でハッパをかけておりましたところ、第三回目のハッパにおそらく火がついたのではなかろうかということで、当日十八名のとうとい罹災者を出したというような結果でございます。
爆発地点は先ほど申しましたように七片十一番層払い準備坑道の山形昇り付近と推定されておりますが、原因につきましては、現在鉱山保安監督局において調査中でありまして、ハッパによるガス爆発であるという見方が有力であります。
採炭準備坑道といたしまして本連の二本の坑道を間隔二十五メートルをもって平行に掘進しておりまして、それぞれベルト卸と材料卸というふうにしておるわけでございます。掘進方法といたしましては、まず先に材料卸を掘進をいたしまして、少しおくれまして平行してベルト卸を掘進をいたします。
で、爆発が起こりましたのはこの区内のD八号払いとD九号払いの準備坑道の掘進個所を含めた範囲でございます。詳細な団面はここにございますが、これはちょっと見にくうございますので、かえってこちらのほうがよろしいかと思いますが、採炭作業場のD八号ID八号と申しますのはこの払いでございます。