1962-03-08 第40回国会 参議院 予算委員会 第8号
パイロットの養成状況、確保の見通し、最後に源田報告書を公表して本日なお支障があるか。なくば、公表してはいかが。お答え願います。
パイロットの養成状況、確保の見通し、最後に源田報告書を公表して本日なお支障があるか。なくば、公表してはいかが。お答え願います。
(拍手) 赤城防衛庁長官の言うところに従えば、このたびの源田報告書は膨大なものだということであります。宮城県松島から自衛隊の航空機で飛び込んできた源田空将からその報告書を受け取るや、間髪を入れずして、防衛庁全幹部にその報告をのませ、国防会議で短時間に決定させたという手ぎわは、まことに、ありし日の真珠湾作戦の神速果敢なる奇襲にほうふつたるものがあります。
そこのところを、ほんとに納得しろと言ったってできっこないわけですけれども、一応何とか議会を通じて国民に納得してもらう努力をする義務があるし、それをやりたいと長官もおっしゃったわけですから、源田報告書を中心に詳細な経緯と資料、そういうものをなるべく早い機会に一つ出していただきたい。この点は委員長にもお願い申し上げておきたいと思う。 それで次に移ります。