2000-05-16 第147回国会 参議院 財政・金融委員会 第17号
次に、支払い資金の関係でありますけれども、これには資金運用部の預託満期金で対応することになりますが、その額は両年度合わせて約六十二兆円となっておりまして、満期貯金以外の貯金等での増加も約十八兆円見込まれますので、支払いについては十分手当てができておるわけでございます。
次に、支払い資金の関係でありますけれども、これには資金運用部の預託満期金で対応することになりますが、その額は両年度合わせて約六十二兆円となっておりまして、満期貯金以外の貯金等での増加も約十八兆円見込まれますので、支払いについては十分手当てができておるわけでございます。
郵貯の二〇〇〇年問題とも言われた大量の満期貯金でありますが、その額はこの二年間で百兆円を上回ると言われております。これにより郵貯から大量の資金が民間金融機関や海外へ流出すると予想する者もございます。 資金運用部は郵貯から流出する資金を償還しなければなりませんが、もし償還資金が不足すれば、資金運用部が保有する国債を市場で売却して賄うことになるだろう。
各年度の具体的な運用額につきましては、今後の金利の動向やお客様のニーズ等により変動するものでございますけれども、制度改正が実施される平成十三年度の自主運用額につきましては、平成十二年度予算における十二年度末の金融自由化対策資金の運用額約五十九兆円及び預金者の貸し付け等の約二兆円に預託金償還額約三十六兆円を加えたものから、満期貯金に伴う資金の流出の見込み額約十五兆円及び金融自由化対策資金の借入金の返済金
さらに、ちょっと特殊な事情がございますが、いわゆる定額貯金の満期貯金の流出ということが今の見込みで大体十五兆円かなというふうに見ております。したがいまして、平成十三年度中に実質十七兆円程度が増加するというふうに考えております。 十二年度末のいわゆる自主運用額が五十九兆円、預金者貸し付け等が約二兆円でございます。
郵便局におきましては、御家庭への訪問等によりまして、お客様に満期貯金のお知らせと国債なども含めて各種商品を御案内する中で、市場金利等の環境変化も予想されることから、お客様のニーズに沿った商品で再び預け入れていただくという方向も模索しながら、お願いを申し上げながら、きめ細かく対応していきたいと考えているところでございます。
先生御指摘のございました定額貯金が、平成三年度のものが満期を迎えますのは平成十三年度ということになりますので、現時点での具体的な予想というのは非常に困難でございますけれども、私ども、満期貯金につきましては日ごろからお客様に対しまして特段の御利用予定がなければ継続して預金していただくようにということでお勧めをしているところでございまして、これまでの実績におきましても相当の割合で引き続き御利用いただいているというようなことがございますので
○松野(春)政府委員 ただいま御指摘のように、昨年の四月から十一月まで三十四兆円に上る集中満期貯金がある、これの再吸収をどうするか。しかも、その額が百三十四兆円の私どもの全資産額の四分の一に近い額であるということで、まさに事業の死命を制する大変な課題であるというふうに認識して、ここ数年間にわたって取り組んでまいったわけであります。
まず、郵政事業における今年度の最大の課題とも言える集中満期貯金の再吸収については、約八八%の吸収率となっており、おおむね順調に推移していると言えます。 また、郵政事業の運営に当たり、地域活性化施策の推進に積極的な取り組みがなされております。
郵貯の関係は、ことしは特に重点課題として、まず第一は何といってもV90、いわゆる満期貯金の再吸収、これが最重点課題だということで訴えておられますし、二つ目には、いわゆる金融自由化に伴う、これからどう営業を推進しながら経営基盤を確立していくのかということが一つの大きな柱に今回なっているというふうに思うのでありますが、まずこのV90に関連をしまして、四月の実績が先般報道されております。