2002-12-06 第155回国会 衆議院 環境委員会 第6号
それからもう一つは、湿地復元プロジェクトの最終目標、そして目標、評価基準を明確に理解し、提示することは、復元の成功のために非常に重要である、これは附属書の八番目に出ている一般原則であります。 この二つの要約文なんですけれども、これについては、私は、極めて重要な現在の科学的知見であって、政策の原則と指針になるんだろう、このように思います。
それからもう一つは、湿地復元プロジェクトの最終目標、そして目標、評価基準を明確に理解し、提示することは、復元の成功のために非常に重要である、これは附属書の八番目に出ている一般原則であります。 この二つの要約文なんですけれども、これについては、私は、極めて重要な現在の科学的知見であって、政策の原則と指針になるんだろう、このように思います。
しかしながら、私ども、今回のラムサール条約の締約国会議に出席し、代表団として参加した中で採択されたものでございますので、この決議十六の内容が湿地復元に関する基本的な考え方を提示するものということで、我が国としてもこれらを尊重していきたいと考えております。
○岩尾政府参考人 ラムサール条約の登録湿地かどうかにかかわりませず、締約国が求められているものといたしましては、湿地復元の原則とガイドラインを定めた、先生御指摘の決議十六の適用を挙げることができるというふうに理解されております。 私ども、ことしの三月に策定いたしました新生物多様性国家戦略では、今後講ずべき具体的な施策の取り扱い方針として、自然再生、湿地の保全を掲げております。
特に、ラムサール条約会議で検討されました湿地復元の原則と指針決議がございますけれども、こういった国際的な流れの中でやるべきである、そういう意見を持っております。そういった点から、この自然再生推進法案については不十分な点が多いというのが私たちの廃案にすべきという根拠にもなっています。
あと、お読みいただければわかると思うんですけれども、特に、ラムサール条約を守っていくためには、今、ことしのバレンシア会議では、湿地復元の原則と指針が討議されています。ぜひこれは私たちの指針として踏まえるべきである。この自然再生推進法が討議されていくときに、ラムサール会議のその成果をどうして待てないのだろうか。どうしてそれを踏まえてこの中に積極的に取り入れていこうとしないのだろうか。