2021-05-21 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
大臣に伺いますが、昨年九月三十日の第十四回の船舶交通安全部会では、例えば、外国船舶の協会からは、湾外避難勧告あるいは入湾規制勧告に関して会員からいろいろ意見を交換していると。
大臣に伺いますが、昨年九月三十日の第十四回の船舶交通安全部会では、例えば、外国船舶の協会からは、湾外避難勧告あるいは入湾規制勧告に関して会員からいろいろ意見を交換していると。
御指摘の東京湾の入湾規制という問題でございますけれども、何にいたしましても背後に広大な生活圏を抱えておりまして、これに伴うあらゆる種類の輸送が必要とされる現状でございますが、法律の的確な運用、強力な行政指導によりまして安全の確保はできるのではないだろうかと考えておる次第でございますが、御指摘の問題点も踏まえまして、今後も航行安全対策を十分に進めてまいりたい、かように考えております。
産業立地ということで、その港湾自体の利用というものはかなり活発に行われてきましたので、現在一挙に入湾規制というようなことはなかなかできない。私どもとしては、だからやはり解決の道としては、基本的には臨海工業地帯の再配置というふうなことを考えなきゃいかぬかもしれませんし、また。
それから入湾規制につきましては、現状では一挙にできない、なかなか日本経済全体の問題としても私むずかしいと思います。たとえば、今後東京湾に入らないように東京湾の入り口にパイプラインの整備という問題が実はかなり前から検討されておるんですが、やはりいろんな関係者の利害調整の問題がありまして、その総意として解決を見るに至らないということでございます。
ただ、CTSその他の施設が外にできて中に大型タンカーを入れないということを行いませんと、現在の立地条件で東京湾にあるコンビナートが大型タンカーが入ってこないというようなことになりますと、小型だけでかえって混乱をしたり、また、大型タンカーが入ってこないというだけで非常に困るというような事態になってまいりまして、遺憾ながら現状で一挙にその入湾規制をやるということは不可能であろうと思います。
○隅政府委員 瀬戸内海あるいは東京湾の入湾規制の御質問でございます。われわれといたしましては、コンビナートが現在ございます以上、これに対する入湾につきましては、やはり航行の安全というものを第一義的に考えたいと思っております。そのためには、水先人の乗船あるいは警戒船の配備それから航路標識の整備等々の施策を十分にいたしまして、事故の絶滅を図りたい、そのように考えております。
○政府委員(野村一彦君) 大型タンカーの入湾規制の現状をまず申し上げますと、現在までは大型タンカーが、たとえば二十二万重量トン以上の大型タンカーが貨物を積んで東京湾に入るというような場合には、船主またはその船のオペレーターから十分入湾に際しては安全な措置をとりますということを、書面でもって運輸省及び私のほうに提出をさせまして、そして十分安全対策を確認した上でそれを励行するということをいままでやってきておるわけでございます
○政府委員(原田昇左右君) 大型タンカーの入湾規制につきましては、われわれとしても種々検討いたしておるわけでございます。たとえば船舶のふくそうする海域外の安全な水域にシーバースを設置いたしまして、そこからパイプラインで原油を持ってくるという構想がございます。これにつきまして現在東京湾、瀬戸内等の海域におきまして所要の調査を実施中でございます。
しているので交通規制は必要最低限度とするとともに十分な漁業振興対策を講ずること、 次に、愛知県の豊浜漁業協同組合から、現在、大型船の通航に際してはすでに自主的に操業規制を行ない海難事故の防止につとめ多大の成果をあげているので法の制定は不要であること、 次に、三重県の菅島及び神島漁業協同組合から、本法の制定は、沿岸漁民の生活に大きな影響を及ぼすものであり、むしろ臨海部の工業開発を抑制し、あるいは巨大船の入湾規制
これは「総合交通施設整備計画」の項目の中でございますが、その中に「東京湾、大阪湾等船舶輻輳が著しい港湾については、シーバースおよびCTSの整備と同時併行的に原油パイプラインの整備を行ない、外航タンカーの入湾規制を行なうべきである。」というようなことが実は運審で答申されておるというようなことでございます。