1991-03-06 第120回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
○政府委員(渡辺允君) 先ほど申し上げましたベーカー国務長官の議会における証言等を見ましても、戦後の安全保障体制は湾岸のGCC諸国、イラン、イラク等も含めました湾岸諸国自体が核となるべきであるということを強調いたしておりますし、この問題につきましては湾岸諸国の意向、それと関係諸国間の協議というものが基礎になっていくであろうというふうに考えております。
○政府委員(渡辺允君) 先ほど申し上げましたベーカー国務長官の議会における証言等を見ましても、戦後の安全保障体制は湾岸のGCC諸国、イラン、イラク等も含めました湾岸諸国自体が核となるべきであるということを強調いたしておりますし、この問題につきましては湾岸諸国の意向、それと関係諸国間の協議というものが基礎になっていくであろうというふうに考えております。
そのことは、ペルシャ湾の防衛という問題に対して総理は、実力行使をする場合にそれを支持する、実力行使の意思ありというカーター報告に対してはそれを支持するとまで明確に言っておるわけでありますが、このことは後でまた議論しますからこれは除いておきますが、アメリカがよし武力で応援してやるぞということに対して、肝心かなめのその湾岸諸国自体がどうかというふうに見ますと、大変距離を置いている。