2006-09-05 第164回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
川内川ではこれまで、昭和四十七年洪水を契機に川内市街地の改修、湯田地区の改修、鶴田ダムの洪水調節機能強化等を進め、治水安全度の向上を図ってまいりました。その後の浸水被害に対しても、被害が著しい箇所については、菱刈捷水路、湯之尾捷水路の建設、中流山間地の築堤等の河川改修を鋭意進め、着実に治水安全度の向上を図ってきたところであります。
川内川ではこれまで、昭和四十七年洪水を契機に川内市街地の改修、湯田地区の改修、鶴田ダムの洪水調節機能強化等を進め、治水安全度の向上を図ってまいりました。その後の浸水被害に対しても、被害が著しい箇所については、菱刈捷水路、湯之尾捷水路の建設、中流山間地の築堤等の河川改修を鋭意進め、着実に治水安全度の向上を図ってきたところであります。
○松村政府委員 この川内川の宮之城町湯田地区の改修事業、これは四十七年度約八億六千万円の予算を計上しております。しかし、改修計画に対します補償交渉等も、先生御案内のようにいろいろ問題ございまして、四十七年度におきましては、実際実施したのは約二億九千万円でございます。
○松村政府委員 ただいまのお話でございますが、宮之城町の湯田地区、ここの流失家屋の所有者、これに対しまして再建助成金というものを町長が、町議会の議決を経まして、その責任において支払っておるようでございます。
○松村政府委員 先生御指摘のように、川内川の四十七年七月六日の出水によりまして、上流湯田地区とともに川原、虎居地区につきましても非常に大きな被害がありました。それで、上流の湯田地区につきましては、ただいまもお話がありましたように、工事を鋭意進めておる段階でございますが、この下流の川原、虎居地区の改修事業、これも早急に着工したいということで、現在計画をいろいろと検討中でございます。
まず鹿児島県庁におきまして、金丸知事、末吉鹿児島市長、西桜島村長をはじめ議会議長及び関係各部長より、桜島火山爆発に伴う災害の報告並びに川内川湯田地区の詳細な説明並びに要望等を聴取し、現地桜島に向かいました。
昨年の七月豪雨により、川内川水系では、異常降雨により鶴田ダムが洪水調節機能を失い、宮之城町湯田地区で百二十二戸が流失する等激甚な被害が発生したのであります。
ただ、あそこへ行って直観されましたことは、中流、湯田地区以下にもかなりの雨が降って、そしてそれが、雨量として雨量計に計算された以上のものが降っておるのである、その流域全体として見ますれば。そんな感じがいたしました。同時に、あのダムから上流におきましては、もっとそういう現象があったのではないかと思うのであります。現地へ行って管理所長に聞きましたときに、雨量計は幾つ、どの方面にあるのか。
ただ、当日の朝、下流のほうでは、特に災害を受けた湯田地区においては、ダムの開扉が広がって放流が多くなる前に、すでにかなりの水量に達してきておった、危険水位にまで達してきておったということが、現地の人々から言われておりました。
ところが、川内川鶴田ダム下流のすぐ下、湯田地区近く、それから宮之城地区、こういうところにつきましては、具体的に個々に、これの工事の検討をやっておる段階でございますが、これの予算的な計画につきましては、おおむね三カ年で川内川全体で約百億ぐらいを予定しているわけでございまして、四十八年度は三十億程度の予算を現在考えておるところでございます。
○村山(喜)分科員 そこであと一点ですが、湯田地区が災害の被害地として設定をされたわけでございますが、四十七年度に七億円、残りを四十八年度、四十九年度で充当いたしまして、全体で三十億円で復旧工事をやろうということでいま作業を進めておいでになるようであります。実は湯田地区も商店街でございますから、そこに激甚災害の指定を受けまして商工業者に対する低利の融資がございます。
しかし、問題の家屋移転に関連する問題でございますが、この湯田地区の計画につきましては、審議会において大ワクを決定する以前に、実際の問題といたしましては、現在すでに堤防の法線等をきめまして、現地との協議もやっております。また、実際に地形測量等もやっておりますので、これにつきましては、審議会と並行いたしまして、工事の実際の計画は進めていきたいというふうに考えておる次第でございます。
○説明員(川崎精一君) 川内川につきましては、先ほど申し上げましたように、抜本的な検討を研究会で行なっておりますが、そういったものがまとまりますれば、予算措置等もございますので、四十八年から緊急三カ年といったようなところで、いわゆる湯田地区あるいは菱刈地区、栗野地区、こういったものの概成をはかるように処置をいたしたいと思います。
この間の出水の実績を私も聞きますと、大体温泉街の湯田地区では、約三千数百トンくらいの流量があったのじゃなかろうかということに推定されております。そういうことになりますと、このダムを全部使ってもやはり相当な河川改修が要るだろうということが予想されるわけでございます。
鶴田ダム下流の宮之城町湯田地区宮之城温泉で百三十戸が流されて温泉が壊滅して、また同じ本町商店街とか川原地区などでも大きな被害を受けております。その原因について地元の宮之城町では鶴田ダムの放流による被害だというふうに言っているわけですね。これについて建設省としてどういうふうな見解をとっておいでか、そこからお聞きしたいと思います。
その後ダムが完成いたしましてから四十年あるいは四十四年と、たび重なる川内川に出水がございまして、そういった経験を生かしまして私どもといたしますれば直下にございます湯田地区、あるいは宮之城町、こういったところをできるだけ水害から守るためにいろいろ検討いたしましたが、約九百トンないし一千トン毎秒というような程度にダムで調節をして放流をしないと助からない、こういうような状況でございますので、今回もそういった
これによって、数キロ下流にあります湯田地区温泉街が一瞬のうちに百二十戸流失してしまった、こういう大惨事を起こしておるわけでありますが、これを見ましても、もし七月三日から降り始めたこの三日の時点、あるいはその前から、水位を百三十メーターあるいは百三十五メーター、その辺に下げておきますならば、発電を犠牲にしてでも下げておったならば、こんな大きな災害は生じなかったと思うのでございます。
○説明員(小池譽君) その地区の、湯田地区の勧業銀行なり、あるいはほかの銀行に調査を依頼いたしまして、大体その付近の地域の土地の価格を勘案いたしまして、それで調整いたしております。