1954-05-21 第19回国会 衆議院 決算委員会 第32号
○湯河説明員 その通りでございます。
○湯河説明員 その通りでございます。
○湯河説明員 ただいまのお話の点は家畜導入の資金でございますが、これは短期の資金ではなしに、長期資金に続きますような中期の資金ではないかと思います。それにつきましては、実は中金は農林債券の発行をお認めいただいておりまして、現にその発行を続けておるのでございます。われわれといたしましては、農林債券は三年の期限で発行しておりますが、家畜導入その他はその程度の期限で間に合います。
○湯河説明員 共同施設につきましては非常に御要求が多いのでございますが、私の方で政府とも御相談をいたしまして、特に書類の審査を急いでおります。小水力の発電関係、これは非常に要求が多いのでございますが、これもやつております。それから先ほどお話の牛乳低温殺菌施設、それから鮭鱒等の飼育施設、こういうようなものが今主として取上げられておるのでございます。
○湯河説明員 ただいま農林中金の取扱いがまことに煩雑であり、不親切であつて、農民の方がお困りになつていらつしやるというお話でございますが、われわれは日ごろから気をつけているのでございますが、なおできませんで、ただいまのようなお言葉をいただきましたことを残念に思つております。私どもの方でもよく指導督励をいたしまして、今後御便宜をはかりたい、かように存じておりますことをお答え申し上げておきます。
○湯河説明員 具体的には考えておりません。先ほど申し上げましたことは、買上げすれば、現金がすぐ渡つて、これは金利も期間も何もない。貸付の方でございますれば、金利の取引をきめなければならず、期間もきめなければならない。買上げの方が完全資金化だという意味で申し上げました、具体的には恐れ入りますが、まだ検討はできておりません。
○湯河説明員 農林中金の持つております国債が処分できますならば、それは確かに有力な財源だと思つております。その方法も一つの方法だと思います。
○湯河説明員 漁業権証券資金化につきましては、るる申し上げました方法また措置によりまして、私はできるだけの御協力をいたしたいと申し上げました。農地証券は別であります。
○湯河説明員 ただいままで長い二十五年の間、国会議員あるいは地方議会議員の方がおられまして、中金としては別に障害を感じておりません。ただいまも地方議会議員の方、国会議員の方が参與、非常勤理事になつておられますが、まだ何ら故障もないので、非常勤理事の方までその点を制限することは、まだ時機でないと考えます。
○湯河説明員 それを表面に出しますことは、農林中央金庫の実体と著しく矛盾する結果が出ますので、あくまで内規ないしは申合も等、少くも公に表面に現われません形にした形式にすべきものと思うのであります。
○湯河説明員 正確に覚えておりませんが、大体十三人程度でございます。農業が七人、林業、水産業おのおの三人ずつ、大体そういうことであります。
○湯河説明員 ちよつと手元に材料がございませんので、よく取調べましてお答えさしていただきたいと思います。
○湯河説明員 災害につきましては、私の方にもちよつと資料がございます。あとで申し上げようかとも思いましたが、まだ一応の調べでございますが、ジェーン台風の各地災害の総計は約十七億くらいの資金需要があるという報告をとつております。このくらいの資金でございますれば、今後資金の増勢期でございますので、私の方として何とかやりくりできるのではないか。
○湯河説明員 ただいまの農業手形の、ことに一部保有農家ですか、つまり供出しない農家の農業手形問題は、現在の農業手形制度では欠陥になつておるのでございます。これはしかし農業手形が、将来食糧管理供出制度がなくなると申しますか、少くともいろいろ変貌して参りますときに、われわれとしては考えなければならぬ問題と存じておるわけであります。
○湯河説明員 預金の関係は二十四年度の数字がちよつとございませんが、二十三年の七月と二十五年の七月とを比較いたしますと、今日は農林中央金庫の預金におきましては、大体七十億くらいふえております。でございますから、農林中金の預金というものは漸次やはりふえて来ております。二十三年度に比較しますとそういうことが言えます。