2018-12-05 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
この一番大きな看板は、副大臣の地元の鹿児島県湧水町の写真でございます。ここは、幅七メートルから八メートル、長さが二百五十メートルから三百メートルのエリアの中のどこかに埋設しているということなんですよ。非常に曖昧な埋設であります。
この一番大きな看板は、副大臣の地元の鹿児島県湧水町の写真でございます。ここは、幅七メートルから八メートル、長さが二百五十メートルから三百メートルのエリアの中のどこかに埋設しているということなんですよ。非常に曖昧な埋設であります。
そこにヒ素を含む有害物質が流れているという状況で、宮崎県のえびの市、そして下流の方は鹿児島県の湧水町そして伊佐市まで及んでおります。一つは、畑作でも有名なんですけれども、この水が使えないということで、田植の時期ですけれども断念せざるを得ないと、二割の農家の方がそういった苦渋の決断をしているという状況があります。
また、鹿児島県伊佐市及び湧水町では、川内川から取水しないこと及び同河川から取水する水田において水稲作付けを行わないという方針を決定されております。 既に農業における影響が深刻化をしてきていると認識をしておりますので、先週八日には宮崎県、鹿児島県の両知事、十日には関係市町の首長さんと面会をして、御要望を詳しく伺いました。また、本日、礒崎副大臣を現地に派遣をしております。
宮崎県えびの市、長江川、白濁が観測され、環境基準の二百倍を超えるヒ素ということで、先日お会いをいたしました鹿児島県の隈元伊佐市長さん、池上湧水町長さんも、過去になかなかない事例であるということで非常に悩まれておられました。
災い転じて福となすではありませんが、今回の災害を機に、よりその地域、えびの市あるいは伊佐市、湧水町の農業が強化されるように、農水省としても支援をいただければというふうに思っております。 これまで農業への影響についてお伺いをしておりましたが、お配りさせていただいた資料の二枚目をごらんいただきますと、漁業にも影響が出ている状況にあるというふうに聞いております。
また、宮崎県えびの市では、赤子川、長江川及び長江川合流地点より下流の川内川を水源とする河川から取水を行わない方針であること、鹿児島県の伊佐市及び湧水町では、川内川から取水をしないこと、それから同河川から取水する水田において水稲作付を行わないという方針であることをお聞きしておるところでございます。
○齋藤国務大臣 えびの高原の硫黄山の噴火に伴います周辺河川の水質への影響を踏まえまして、現在、宮崎県えびの市では、赤子川、長江川及び長江川合流地点より下流の川内川、これを水源とします河川からの取水は行わない、それから、鹿児島県の伊佐市及び湧水町では、川内川からの取水は行わない、また、同河川から取水する水田において水稲作付を行わないという方針を決められているということはお聞きしております。
その鶴田ダムにも関連してまいりますが、上流部の湧水町旧吉松町部にあります阿波井堰、これが過去九十年にわたりまして地域の洪水の大きな要因となってまいりました。ただ、ここを改築すると下流に水がどっと行って、下流に影響が出るということで、なかなかその改築事業も着手できなかったわけであります。
そこで質問でございますが、残る懸案区間ですね、これは激特にも入っていなかったんですが、上流部、湧水町地区の阿波井堰の改築工事、これがまた九十年来の悲願であります。地域の災害の元凶になってきた最大の箇所でありますが、この改築事業も来年度から着工いただくということで、今鋭意進めていただいております。そこで、来年度着工の阿波井堰改築事業でありますが、この規模、仕様についてまずお伺いをいたします。
また、国道二百六十八号線は鹿児島県湧水町とを結んでおります。そして、国道二百二十一号線が熊本県人吉市とを結んでおります。隣県への蔓延防止には、えびのと各県、各地域を結ぶこの国道の消毒ポイントをいかに有効に機能させていくか、そこにもまたかかってくるわけであります。
川内川鹿児島県部の最上流部、湧水町吉松町部であります。ここの川内川の部分で、河川激特事業の中で掘削事業というものが採択をいただいております。 あわせて、阿波井堰というものがあります。これは、地域の利水、そして発電のために昔からあるんですが、これがあるがために、そこで一気に流れがよどんでしまってあふれて、地域の洪水の元凶になってきた。
(小里分科員「そうです」と呼ぶ)姶良郡湧水町ですね。 激特事業に採択をされているものにつきましては、先ほど申し上げたように、しっかりと取り組ませていただきたいと考えております。ちょっとその阿波井堰というものが、個別名を存じ上げないものですから申しわけございませんが、激特事業として採択されているものについてはしっかりと最後までやらせていただきたいと考えております。
湧水町吉松体育館において、鹿児島県副知事及び出水市、阿久根市、薩摩川内市、さつま町、大口市、菱刈町、湧水町並びに宮崎県えびの市の八市町からそれぞれ各地域における被害の実情を聴取するとともに、今後の課題及び要望を伺いました。 鹿児島県からは、激甚災害の早期指定、農林業関係施設や公共土木関係施設の復旧支援、洪水を繰り返す川内川水系の総合的、抜本的改修等の要望がなされました。
湧水町の吉松区の洪水について、流下能力向上のために問題になっている狭窄部、阿波井堰ですが、ここの点について聞きますと、水利権は発電目的で日本窒素に設定をされている。この堰の建設当時、水利権に関して窒素の肥料工場を地元に建設するということを条件に契約が締結をされた。そういう前提で国は水利権を設定したんだけれども、その条件が今日まで守られないで来ているというお話を伺いました。
三点目に、上流地域に被害を与えている湧水町のこの阿波井堰について伺いたいと思います。 上流地域、いわゆる旧吉松町の町全体が冠水するこの最大の要因というのは、阿波井堰の上流の狭窄部、それと阿波井堰のこの堰そのものに原因があると思っております。
宮崎県えびの市、鹿児島県湧水町、菱刈町、大口市のいわゆる川内川上流域だけで床上浸水家屋約六百四十戸、水田の冠水二千ヘクタール以上という甚大な被害を初め、川内川の上流、中流、下流を問わず、流域全体として膨大な被害が発生しているということをまず御認識をいただきたいと存じます。
特に川内川においては、えびの市、湧水町、菱刈町、大口市、さつま町、薩摩川内市など、上流、中流、下流を問わず被災が発生いたしました。 川内川では、これまで川内市市街部の改修、中流山間地の築堤、鶴田ダムの建造、菱刈捷水路、湯之尾捷水路の建設など、鋭意河川改修を進めてきたところでございますが、今回のような記録的な出水で各地に甚大な被害が発生したと認識してございます。
平成九年の豪雨災害に起因をする湧水町栗野地区の浸水対策事業の成果がありまして、今回、この地域の被害は軽微にとどまっております。また、多くのダムや堤防が功を奏したとも言えるところでございます。一方で、湧水町吉松地区永山狭窄部の開削や大口市曽木の滝分水路の整備など、従来その必要性が言われながらたびたび水害に見舞われてきたこれらの地域におきまして、今回も甚大な被害が発生をしております。