1950-01-27 第7回国会 参議院 通商産業委員会 第3号
三には、戰時強行出炭によつて発生したところの鉱害は、本法に言うところの地表沈下のみではない、目前の出炭増加に狂奔する余り、補修及び掘進作業は中止をされ、湧水の増加、運搬系統の複雑化等は、将来炭鉱が永久的に背負つ自己に対する大きな鉱害である。地表沈下が鉱害として相互扶助の下に取上げられるならば、これらの諸問題も同時に取上げられなければならないと信ずるのである。
三には、戰時強行出炭によつて発生したところの鉱害は、本法に言うところの地表沈下のみではない、目前の出炭増加に狂奔する余り、補修及び掘進作業は中止をされ、湧水の増加、運搬系統の複雑化等は、将来炭鉱が永久的に背負つ自己に対する大きな鉱害である。地表沈下が鉱害として相互扶助の下に取上げられるならば、これらの諸問題も同時に取上げられなければならないと信ずるのである。
次に請願第四百九十七号、北陸線増設工事完成に関する請願、北陸線の増設工事は昭和十三年十一年着工以来、戰時中の物資並びに労力不足の難関を克服して八割程度の完成を見たが、経済九原則の履行によつて中止される由であるが、木工事を中止すれば、最難箇所の五キロ余に及び深坂トンネルは工事未完成のため落盤に次ぐ崩壊により地下水が数百石の湧水となり、工事を続行する以上の経費と労力を消費することになるから、是非本工事を
併しながらこの今回のジユデイス台風による災害の場合の崩壊の場所は、実は縣道より上の方に湧水地点が二ケ所ありまして、道路から向つてその壁面の左側が最初に崩壊し、右側がその次に三十分ぐらい置いて崩壊し、翌朝午前五時ぐらいの間に道路も引括めて崩壊したということになつておりますので、その直接の因果関係については、果して道路があつたから崩壊を早めたかどうかという点については、なかなかむずかしい認定の困難な問題
大体この上野の公園の歴史、不忍池がああして池として置かれておる事情、こういうものは、ただその形だけを見て処分していいかどうか、これはやはりあそこの上野公園の全体を含めた公園としての、いわゆる日本のやはり庭面技術といいますか、こういうものの上に立つて、古い人がずいぶん苦心されたことであり、また附近の人が貰つている歴史を間接に聞いて見ますと、あの地帶には相当な湧水があつて、その湧水があつたような関係から
第一に、本工事のごとく多量の湧水ある海底隧道を、維持補修の状態のままに継続するということは、技術上も困難であり、経済上から見てもすこぶる不利であることは言を要しないところでありまして、まず海底部分のみでも、五箇年あるいは、六箇年計画の程度をもつてこれを完成せしめ、とりあえず九州と本土とを連絡せしむべきと考えます。
第二二一号、矢作川改修工事完成促進の請願、本請願の要旨は、愛知縣矢作川の改修工事は昭和八年から十九箇年の継続事業として着工されたが、未施行工事の部分は五割もあり、しかも河床は上昇し、堤防からの滲透水及び堤内の湧水は著しく、一度豪雨にあえば破堤、氾濫は必至である、ついてはすみやかに工事を完成されたいというのであります。
○伊藤恭一君 岐阜縣惠那郡付知町の荏薙用水改良工事は、昭和十八年來農地開発営團において工事を施行中でありましたが、昭和二十二年開発営團が解散されたため、事業は中止状態となり、爾來、その引水をもつて維持せられていた水田耕作は、わずかの自然湧水をもつて灌漑耕作するを余儀なくされ、実際上畑作轉換の必要に迫られている現状であります。
第三、第四の中止案につきましては、本工事が海底隧道でありまして、湧水もかなりあり。軽易な措置ではとうてい安全を期しかたくて、また十分な措置では、さらに経費増加のおそれがあると考えられるのであります。またそれらに要する相当の資金、資材等は、何らプラスの面には使用されないのであります。
湧水は毎分約七立方メートルでありまして、そのうち五立方メートルは海底部より湧出しています。排水のためには下関及び門司の両側にポンプ室があり、各六台の排水ポンプが完備されています。
あるいは地下湧水の非常にひどいところもある。あるいはガス發生のひどいところもある。いろいろ惡條件が錯綜しておるのであります。この自然的惡條件の多いことが、日本の炭鑛業の科學化、機械化に多大の制約を與えておるのではないかと思うのであります。また同時に高度の入力依存を餘儀なくせしめておると思うのであります。
さらに他の方面におきましては、深夜間等比較的供給力に餘裕のある場合におきまして、電燈等に比較的強力に制限を加えましてサイクルの囘復をはかりまして、この間におきまして、坑内に溜りました湧水等を極力排水する、こういう措置を講じております。さらに炭鑛に自家發電のございますものにつきましては、極力自家發電の用意をしていただく、かような措置をお願いしておる實情でございます。
そうしてこの熱度も高い、しかもこれが湧出の状況におきましても、一分間に非常な大量の湧出があり石炭一トンに對しまして六十トンの湧水を汲み上げるという状態にある特殊な地帶であり、しかもそうした事情でありまして、八百尺ないし千尺の水位において現在維持いたしまして採掘しておるのでありますが、このまま水位の低下に努力をいたしません場合におきましては、現在の豫定でありまするところの目標量ないしは將來こうした數字