2009-05-11 第171回国会 参議院 決算委員会 第7号
ただ、先ほど申しましたように、地元から要請があり、また県からもそういった要請があれば、私どもとしては、地域の実情に合った排水改良が進められるように、先ほど委員からも御指摘もありました排特事業あるいは湛水防除事業といった補助事業を活用して対応していきたいというふうに考えているところでございます。
ただ、先ほど申しましたように、地元から要請があり、また県からもそういった要請があれば、私どもとしては、地域の実情に合った排水改良が進められるように、先ほど委員からも御指摘もありました排特事業あるいは湛水防除事業といった補助事業を活用して対応していきたいというふうに考えているところでございます。
まず、いわゆる湛水防除事業で考えた場合のおよそ一万五千ヘクタール、これは、ここに一時間に十ミリの雨が降るとすると、およそ一千五百万トンの水となります。そして、この三百四十五トン毎秒の排水能力は一時間当たりおよそ百二十万トンの排水能力となるわけでありまして、一千五百万トンの水が降る中で、百二十万トンのこの排水能力で本当にいいのか。
県営湛水防除事業につきましては、農地の湛水被害を未然に防止することを目的とした事業でございまして、先生御指摘のように、受益面積三十ヘクタール以上などの採択要件がございます。同事業で整備した排水機場を更新するに当たって、市街化によりまして補助事業の採択要件を満たさなくなったような場合におきましては、同事業による排水機場の更新は困難であるというふうに考えております。
これは、農林水産省の補助事業として、恐らく湛水防除事業を含め補助金が出て行った排水機が多いのではないかと思うわけでありますけれども、右の方にあります設置年月日を見ますと、昭和三十年代の排水機もあります。
今回の豪雨で被害を受けた地域で行われている愛知県営湛水防除事業、岡崎鹿乗地区は、受益地が岡崎市、安城市、豊田市にまたがり、その受益面積は千二百四十ヘクタールで、米、麦、大豆、野菜等の作付が行われるなど農業上重要な地域でありますとともに、農地の周辺には市街地も広がっております。
このための対策としましては、いろいろあると思いますけれども、私ども担当のところでは、湛水のおそれがあります地域の湛水被害を防止するために、排水機場、排水路の整備を行います湛水防除事業、それから、水質が悪化しております農業用水を水源転換するための農業用用排水路等の整備を行います水質保全対策事業、その他、暗渠排水、客土などを行う事業などが考えられるところでございます。
それは当然、今大臣がおっしゃるとおり、公共事業の中にはもちろん面工事の圃場整備事業もある、老朽ため池の補修、改修事業もある、農免道路の問題もある、あるいは湛水防除事業といって干拓地の水を吐き出す事業もある、いろいろある。
しかしながら、地盤沈下に伴います農地の排水不良等の事態に対しましては、排水改良を行う湛水防除事業やかんがい排水事業等を実施してまいりまして、農業被害の軽減を図ってきたところでござます。 現在実施をしておりますこれら事業につきましては、効果の早期発現が図られますよう、今後とも円滑な事業推進に努めてまいる所存でございます。
御指摘のように五十年代の最初から次第に目立ってまいりましたこの沈下現象、いろいろ学者の先生方を集めた委員会でも原因を究明いたしてもらいましたが、御指摘のような形で特定ができないで現在まで至っておりまして、現状では、とりあえず干拓農地等につきましては客土でありますとか湛水防除事業等の排水事業、そういった土地改良事業をずっと連年しかけてきておりますけれども、御指摘のように一部の農民の方々はそういう訴訟に
また、湛水防除事業、排水対策特別事業も、その起因性でなくて下流となっている農業地域で治水上対応せざるを得ない国土保全、土地利用計画上の市の切り札的事業であり、その利益は上流にも及ぶものと考えております。 長年の念願がかない、現在着工の運びとなりました諫早湾干拓事業は、地域防災と新しい時代に対応する総合的な地域浮揚策として地域全体が計画化できる不可欠のものと存じております。
有明海沿岸の低平地におきましての湛水被害等に対応するために既に従来からいろいろと対策を講じているところでございますけれども、事例といたしましては、湛水防除事業といたしまして大和干拓地におきまして大和地区、これは昭和五十 年から六十年でございますけれども、そこで排水機場と排水路の整備を行ってまいりました。
確かに佐賀県の、特に南部といいましょうか有明海沿岸といいましょうか、そういう近い地域は、非常に低平地、また干拓地等がございまして、従来からも排水被害といいましょうか湛水被害を生じておるところでございまして、先ほど申しましたような湛水防除事業等も従来からも実施しております。
また低平地の湛水被害を生じている地域につきましては、湛水防除事業を初めとしました各種の農地防災事業を推進しているところでございまして、今後とも地元の要望を踏まえつつ防災事業の推進に努めてまいりたいと存じます。
したがって、たびたび土地改良をお願いしてまいりましたが、最終的に高須輸中の約三千五百町歩の総合的整備計画を立案いたしまして、ただいまその計画に基づき、昭和五十五年度より国営かん排、県営かん排、さらに湛水防除事業あるいは圃場整備事業と進めてきております。 今さら私が申し上げるまでもありませんが、我が国の最近の農業を取り巻く環境は極めて厳しいものがあります。
その他の事業といたしましては、道営の湛水防除事業が二地区ございまして、一地区が着工いたしておりまして、一地区が現在全計が六十一年度で行われることになっておるところでございます。
○須藤説明員 これまで農林水産省としてどのように対処してきたかということでございますが、この大和干拓地におきます地盤沈下等による湛水の排除につきましては、昭和五十年度から干拓地及び背後地、農地約四百八十ヘクタールを対象といたしまして国の補助事業による湛水防除事業をまず実施しているところでございます。
○森実政府委員 大規模な農業用排水路の建設は、国営かんがい排水事業と県営湛水防除事業等で実施しております。この場合、実は湛水防除事業は原則としては農家負担がないという制度として発足して、それがようやく定着してきているわけでございます。
この点については、海岸の高潮対策事業とかあるいは海岸保全施設整備事業、あるいは湛水防除事業あるいは中小河川事業等の堤防のかさ上げ、あるいは排水機の問題、こういう諸対策が進められておりますけれども、その状況についてもう一遍詳しく御説明願いたいと思います。
農業に関する施策につきましては、効用が長期にわたるものについては抑制的に考えておりますが、それらの中でも災害復旧とか湛水防除事業あるいは既存施設の改修等の維持管理事業、それからさらに農用地区域と一体として行います用排水事業等については、市街化区域についても利益を均てんさせることをやっているわけでございます。
○角道政府委員 湛水防除事業につきましては、小規模のものは大体流域面積がおおむね三十ヘクタール以上、事業費としまして大体一千万円以上のものというものを一応団体営の規模にいたしております。
そのために私どもといたしましても、従来から水田の汎用化を図るということの観点に立って、土地改良総合整備事業あるいは灌漑排水事業、圃場整備事業、湛水防除事業、こういった各種事業を、特に排水を重点として行うということで進めてまいっております。
したがいまして、その高まった中におきましても、湛水防除事業というものを実施しておる高崎地区ほか二地区ぐらいのところはその効果があらわれた。ただ、そういう事業までやっておらない、あるいは実施中のポンプが設置されておらないところにつきましては非常な湛水が生じた、こういうような報告を受けておりますので、念のため御回答申し上げておきます。
たとえば、岡山県南部の穀倉地帯である邑久町あるいは長船町などの冠水常襲地帯についていえば、土地が低いためにポンプをつけて湛水防除事業を行っております。その中で耕地については農林所管、堤防から川までは建設の所管で、一元的に行われていない。そのために、経費の面でも事業効果の面でも十分効果が上がっていないといういままでの結果が出ております。
○岡部説明員 湛水防除事業についてのお尋ねでございますが、今回の災害に際しましても各地の湛水防除で実施しましたポンプが相当威力を発揮いたしまして、そういうところは比較的被害が少なかったというふうな報告も受けております。私どももこれを機会に、農地防災事業の中でも特にこの湛水防除事業につきましては、なお一層の促進を図るというふうに考えております。
要するに湛水防除でも同じですが、老朽ため池と湛水防除事業の補助率の引き上げ、そして採択基準の緩和というものがあるわけですが、この点についてのお考えを聞いておきたい。 それから農機具とか農業用の自動車、こういうものの今度の災害に対して、総合的な災害援護資金の枠内ではとてもとても足らない。
治山事業にしてもまた老朽ため池にしても、そしてまた湛水防除事業にしても、いろいろな形で当然防災上必要な施設改善については、思い切って考え方を変えて予算編成をしなければならぬ。ところが農林省はそういう頭を持っても、大蔵省がどうしても頭がかたいし、大蔵省というものは本当にその点理解があるのかどうかよくわからぬ。
○岡安政府委員 老朽ため池と湛水防除事業につきまして、補助率並びに採択基準についてこれを優遇する考えはないかということでございますが、両方の事業につきましてのまず採択基準でございますけれども、それぞれこの事業が発足いたしましてから相当年次は経過しておりますが、もう数回にわたって採択基準を緩和いたしてきております。
○岡部説明員 農業関係の排水事業、たとえばただいま先生が御指摘になりました湛水防除事業等はいずれも河川と密接な関係がございますので、その実施に当たりましては十分河川管理者とも協議いたしまして、両者の計画にそごを来さないように実施していく所存でございます。
それから次に、これは建設、農林、国土庁にお伺いし、あるいはこれは林野庁も関係するのではないかと思うわけで、同僚議員からすでに質問があったのではないかと思いますが、今回の河川を中心とする災害を見た場合に、農林省で行ってもらっております湛水防除事業が完全に行われておる地帯は非常に災害が少なかった。また、建設省でやってもらっておる河川改修事業が完成しておるところは案外災害が少なかった。
○栂野政府委員 河川改修と湛水防除事業、建設省と農林省との総合的な実施の面でございます。 まず、湛水防除事業にしましても、建設省が実施する湛水防除事業と農林省が実施する湛水防除事業がございます。それらの分野につきましては両省でよく協議して現在とも実施してまいっております。今後ともその辺十分協議して、総合的な効果が発揮できるようにやってまいりたいと思っております。